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今夜も酔いどれ映画感は「https://cinema-graffiti.com/」へ移転しました。

洋画中心の映画感想サイト。 島根の田舎者が運営する酔いどれ映画レビューブログです。 ハリウッドのA級映画からB級映画まで幅広くレビュー☆ アクション映画、ゾンビ映画、モンスター映画、ミステリー映画、パニック映画、 コメディ映画、恋愛映画などなどなんでもござれ。

LIFE!/ライフ


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(2014/08/02)
ベン・スティラー、クリステン・ウィグ 他

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★★★★☆

地下鉄に乗って雑誌「LIFE」の写真管理部に通勤しているウォルターは、何ひとつ
変わりばえのない日々を繰り返している。彼の唯一の趣味は、虚しい現実から
逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、ライフ誌最終号の表紙を飾る大切な写真の
ネガがないことに気づいた彼は、一大決心をしてカメラマンを探す旅に出発する。
そのありえないほど波瀾万丈の冒険の道のりは、彼の人生を一変させていくのだった……。

ベン・スティラー(『エイリアンバスターズ』、『ペントハウス』など)
クリステン・ウィグ(『デート & ナイト』、『俺たちダンクシューター』など)
シャーリー・マクレーン(『バレンタインデー』、『奥さまは魔女』など)
アダム・スコット(『ピラニア3D』、『アビエイター』など)
ショーン・ペン(『フェア・ゲーム』、『オール・ザ・キングスメン』など)
ら主演のファンタジーなドラマ作品。

いやはや面白い作品ですね~。

今作はリメイク作品でしっかりした原作もあるようですがそのへんは
全く無視して見させていただきました。

主人公ウォルターはちょっと病的な妄想癖があり、人との話の最中でも
すとーんと意識が飛んで妄想の世界に入ってしまうような男。
妄想の中ではアクション映画のヒーローそのもののような動きを見せる
彼ですが、現実では雑誌の写真管理を長年続けている冴えない男。
(とはいえLIFE誌の表紙すら管理できるような男はある意味憧れだぜ?)

そんな彼が直面するのは社の再編に伴うLIFE誌の廃刊。
廃刊にあたっての最終号の表紙は、社が契約していたプロカメラマンの
渾身の写真だという25番のネガでしたが、そのネガが見つからないというから大騒ぎ。

これまで仕事に対してミスをしたことがないプライドからか、はたまたちょっと気になり
始めていた同僚女性の後押しもあってか、ウォルターは25番のネガの真実を知るために
撮影したカメラマンを追って世界に飛び出していきます。

波瀾万丈。

今作はヒューマンドラマの素質も多いのですが、妄想世界と現実とが入り混じった、
ファンタジーの要素や冒険・ロードムービー的な素材も多くなっています。

尺もそこまで長くない中で場面がテンポよく切り替わるので退屈しません。

謎解き要素や主人公を取り巻く環境の浮き沈みなどにより、なんだかとても
引きこまれてしまう作品でした。


ところどころ行われる、ウォルターと出会い系サイトの運営者とのやりとりは
ちょっとしたギミックとして使われていたような気がしました。
このやりとりによって、最後の方までどこまでが現実でどこまでが妄想なのかを
わかりにくくしているような…?


ベン・スティラーの演技も本当おもしろいしシャーリー・マクレーンやショーン・ペンの
ような、さほど登場尺の長くないようなキャラの存在感も抜群ですね。

主人公の変貌ぶりにも元気をもらえた作品です。
さ、盆明けも頑張ってまいりましょう。




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逆転のメソッド


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(2013/02/02)
ジェレミー・レナー

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★★★☆☆

全世界で1,000万個以上売れたアイデア商品の開発を担った男たちの実話を映画化。
一攫千金を狙いさまざまな商品を開発するサムとマット。失敗ばかりの彼らは、
ふとしたことであるアイデアを思いつく。主演は『ボーン・レガシー』のジェレミー・レナー。

ジェレミー・レナー(『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』など)
ダラス・ロバーツ(『3時10分、決断のとき』、『ベティ・ペイジ』など)
アイェレット・ゾラー(『天使と悪魔』、『バンテージ・ポイント』など)
マーガリート・モロー(『クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア』など)

一発逆転。

仕事、プライベート共につまらない日常を過ごす人はきっとたくさんいるでしょう。
うまくいくかもと思った瞬間に余計なトラブルに巻き込まれたり平穏な時間が
一転クソつまらないバッドタイムが始まったりといろいろですよね。

この映画の中の主人公は小さな会社を営みつつ、一見どうでもいいような発明を
それに見合った店舗に販売することでチビチビと生計を立てています。
一発逆転のアイデアなどそう簡単には浮かばない、それでも夢を見続けます。

どん底からのサクセスストーリーというのは星の数ほどあります。
血と汗にまみれ、周囲との憎愛と闘いながら成功を目指すというなんとも
応援しやすい主人公が多い中、この映画はちょっと違っていました。


酒好き女好きの馬鹿男とまでは言いませんが、いまいちゆるく必死感が
伝わらない主人公サムとマット。
ジェレミー・レナー扮するサムはアイテムの売り込み役ですが客先での
態度や普段の生活スタイルは適当気味。どちらかと言うと苦労せずに成功を
収めたいというタイプでしょうか。

一方のダラス・ロバーツ扮するマットはアイデアを形にする発明家思考。
小さなアイデアを独自の開発ルートを通じて商品化するうでを持っていますが
どれも小さな利益にしかつなげることしか出来ません。
にもかかわらずギャンブル好きで美人の奥さんにも迷惑かけっぱなし。

中盤以降大きなトラブルに巻き込まれ逆境に立たされますが、これも
どちらかと言うと自分たちのせい。まさに自業自得といえる状態。
逆転のため、マットはCAとして一生懸命働く奥さんのお金を調達するものの
それをギャンブルですってしまうようなウンコタレたちなので同情もしにくいです。


クライマックス以降、新たなアイデアを元に奮闘し始めるところからやっと
テンポも軽快になり、やっとこサクセスストーリーらしくなるのですが、
全体的に見せ所が弱いのではないかなと思います。
そのほうが自伝映画らしいといっちゃぁらしいのですが、窮地にしても
成功にしてもパンチが弱いのでかなり平坦な映画だと感じました。


良いところと悪いところを兼ねそろえた不器用な彼らの成功を、
コミカルに、ライトに楽しむには良い映画です。
がっつり感動したい、同情したいという方には向かないでしょうね。

私としては同じ日にアベンジャーズを見ていたのでジェレミーのキャラクターの
ギャップを楽しむにはいい作品でした。







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渾身 KON-SHIN



「渾身」公式サイト http://kon-shin.jp/

「白い船」「うん、何?」など島根県を舞台にした作品で知られる錦織良成監督が、
隠岐諸島の伝統行事・古典大相撲を通して、島とともに生きる家族の姿を描いた
ヒューマンドラマ。島根県の北方50キロに浮かぶ隠岐諸島で生まれ育った多美子は、
夫・英明の病死した先妻の娘・琴世が、まだ自分を「お母さん」と呼んでくれないことに
複雑な思いを抱いている。それでも、家族3人の生活は慎ましく幸せな日々。
やがて20年に一度しか行われない遷宮奉祝記念の奉納相撲大会の開催が迫り、英明が
名誉ある最高位・正三役大関として土俵にあがることに。そんな英明を、多美子と琴世は
それぞれの思いを胸に見守る。

監督 錦織良成
原作 川上健一
脚本 錦織良成

キャスト
 伊藤歩、青柳翔、甲本雅裕、宮崎美子
 井上華月、財前直見、笹野高史、中村嘉葎雄 など

たまには島根の映画をPRするよ!

さてさて、ご存じの方もどうでもいいという方にも伝えておきたいのが
私shimanemanは今も昔も島根県民でございます。

今回、同郷であり、「RAILWAYS」「白い船」など島根県を舞台とした映画で
知られる錦織良成監督が島根県「隠岐の島」に伝わる隠岐古典相撲を題材と
した映画を制作されました。

私自身、体の半分は隠岐をルーツにしておりまして、劇中のロケ地についても
幾度と無く目にした土地ばかり。非常に親しみやすい作品です。

意外と島根県内の中にも隠岐の島がどんな場所か知らないという不届きな者
も多いのですが、作中、素晴らしいロケーションが数多く展開されているので
その辺りにも注視していただきたい。
本当、加工の必要がないくらい綺麗な場所なんですよ。

さて、肝心のストーリーについてですが、人物重視のドラマ展開。

隠岐で育った主人公英明は決まっていた縁談を破棄し、一度は駆け落ち状態で
島を後にするが妻麻里と共に再び島で生きる決意をする。
そんな彼への風当たりは冷たく両親からも絶縁状態、しかし島の為に仕事や
古典相撲に打ち込む英明はだんだんと周囲に認められていく。

そして二人は娘琴世を授かり、島での生活もこれからという矢先、病で急逝する麻里。

深い悲しみに耐えながらも島での生活を懸命に続けていく英明と琴世だが、
彼らを支える麻里の親友多美子と共に新しい家族を築いていくことに。

その後、20年に一度の古典相撲大会で最高位の正三役大関に選ばれた英明は、
地区の名誉と、家族への想いを賭けて、土俵に上がることとなる。

あらすじだいぶ書いていますが公式ページなどではもっと書いているのでご勘弁。

あぁその手のストーリーか、と思われるかもしれませんが、今作はあくまで
古典相撲ありきのシーンが多く、過度に涙やセンチメンタルを誘うカットは
少なくなっています。


隠岐を舞台に映し出される人物像は面白いですね。
義理や人情を大事にするが故に最初は主人公を突き放そうとするところもありき、
でも島で一緒に頑張ってる人間ならそりゃもう家族じゃん、というのりも実に良い。

甲本雅裕さんを始め、多くの方が人情に溢れる役柄を魅せてくれます。
ちなみに甲本さんらが演じた島民はシーンの中で常に酒を飲んでいるところが
映しだされますが、実際あんな人沢山いると思います。
イベントや祭ごとの時は本当みんな飲んでます。まじで。

相撲という演出上、どうしても相手役、敵役というのは必要です。
今回の相手はかつて古典相撲で強すぎて相手が居ない「取らずの大関」と呼ばれた
実力者の息子。眼光は鋭く、険しい表情はまさに敵役という感じ、しかし
この映画でそんな性格の悪い人間が出てくるわけはなく、少ないセリフや表情の中で
相手役親子の絆や彼が背負うものが伺えたところは○です。

贅沢を言えば、主人公英明にしても相手役の大関にしても、「島に帰ってきた」と
いう動機をもっと見せて欲しかったかなと思います。
序盤の主人公のひたむきさや、親から受け継いだ誇りを胸に戦う相手役のルーツや
想いがもっと知りたかったなぁ~なんて思います。


今回、縁あって先行上映会に参加させていただきましたが、上映は来年一月となります。

皆様に楽しんでいただきたいのはあふれんばかりの人情や豊かな島民の表情、
美しい隠岐の島のロケーション、大迫力の古典相撲シーン。です。

ヒューマンドラマが苦手な人にも楽しみやすい内容かと思いますので
ぜひご興味のある方はお楽しみ下さいませ。

それにしても、これも県民性なのか先行上映終了後、監督と主役の舞台挨拶が
始まったのに会場がおとなしいことおとなしいこと。
何度『双龍(つがいりゅう)~~~!』と叫びたかったことか。

え、ひいき目の評価?そりゃあしてますよ。もちろんね(笑)
当然ながら星評価も付けまへんで。

でも、モントリオール出展作品の今作は公開後に同映画祭のチェアマンから
「錦織はクロサワの、主役の青柳はミフネの匂いがする」と言われたとのこと。
単なるリップサービスではなかったようですが…今後も楽しみです。


さて、取り敢えずここまで読んじゃった人はツイートか「いいね」するといいよね。




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50/50 フィフティ・フィフティ


50/50 フィフティ・フィフティ [Blu-ray]50/50 フィフティ・フィフティ [Blu-ray]
(2012/07/03)
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、セス・ローゲン 他

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★★★★☆

シアトルの公営ラジオ局で番組制作の仕事をしているアダムは、現在27歳。
彼自身は几帳面な性格だが、ガールフレンドで画家のレイチェルは整理ができないし、
同僚で友人のカイルは女好きのお気楽人間と、周りは彼とは正反対。しかしそんな
生活がアダムには心地よかった。そんなアダムに思いもよらぬことが。検査によればガン。
ネットで調べると、5年後に生きている確率は「50/50(フィフティ・フィフティ)」!
その日からアダムの生活は一変する。

ジョセフ・ゴードン=レヴィット(『インセプション』、『G.I.ジョー』など)
セス・ローゲン(『グリーン・ホーネット』、『素敵な人生の終り方』など)
アナ・ケンドリック(『トワイライトシリーズ』など)
ブライス・ダラス・ハワード(『ヒア アフター』、『ターミネーター4』など)

生(性)か死か。

ライトに闘病を描いた本作ですが、人物描写なんかは手を抜かず、
脇役さんも少ないシーンで人物を表現できていると感じました。

主役を演じたジョセフについてはもう主人公の儚さやココロの弱さが
にじみ出ていて見ていて辛いシーンがたくさんありましたね。
突然の病気や環境の変化に戸惑うあたりはポップな表現の中にもリアルな
部分が多くて切なくなりました。

準主役級のセス・ローゲンは『素敵な人生の終り方』についで闘病中の
パートナーに深く関わるキャラクターを演じています。
「素敵な人生の終り方」では病気の宣告により半ばやけっぱちになった
主人公に翻弄される役でしたが、今作では逆に女好きでノーテンキな彼が
主人公を翻弄させる姿が見られます。
しかし、そんな明るい彼の動機が見えた時は…。

ワタシとしてはアナ・ケンドリックの活躍が見られたのが嬉しかったです。
新人の臨床心理士である彼女がどんどん冷え切っていく主人公の心を溶かす
存在になっていくところが本当ナイスでした。可愛らしさもグッドです。

そして、今回悪役となってしまった彼女の存在。
ブライスの演技力を褒めたいところではありますが、キャラ描写が中途半端
だったのか、悪役としての描き方がされてしまっていますね。
突如ガン宣告を受けた主人公を恋人として支えながらも次第に精神が磨り減り、
彼を裏切る行為に走ってしまった彼女。

その動機としても、寂しかったから。大変だから。程度の表現に抑えてしまった
ために「遠距離恋愛中に浮気した女性」みたいな感じになっちゃいましたね。

診察終わりの主人公を迎えにこないシーンがあったりしたので案外意識的に
悪役にされちゃったのかもしれませんけど。

その他、主人公の母親役を演じたアンジェリカ・ヒューストンや入院仲間を
演じたフィリップ・ベイカー・ホールらベテラン勢は映画に深みを与えています。

母の愛を感じるシーンではなんだかジーンと来ました。
入院仲間の突然の他界は誰もが読めた展開ですが…そこまでの引きが良かっただけに
やっぱりショッキングなシーンになってしまいましたね。

話の流れがしっかりしたいい作品ですが笑いの要素も散りばめられているので
思わずクスっとくるシーンもあります。


全体的にライトなので闘病や社会背景などを多く扱う作品ではないので誰でも
見やすい映画だと思いますよ。





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ヒューゴの不思議な発明

ヒューゴの不思議な発明 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]ヒューゴの不思議な発明 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
(2012/08/24)
エイサ・バターフィールド、クロエ・グレース・モレッツ 他

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★★★★☆

ひとりぼっちの少年ヒューゴは、時計のネジを巻きながらモンパルナス駅に
隠れ住んでいた。彼は駅の中の玩具店で玩具を盗もうとし、店主のジョルジュに
見つかってしまう。ジョルジュは、ヒューゴのポケットの中にあった手帳を見つけ
取り上げた。父の遺品であるその手帳には、父が見つけてきた不思議な機械人形の
修理法についての研究結果が書かれていた!手帳を取り返すため、ヒューゴは
ジョルジュの養女・イザベルに協力を頼む。

エイサ・バターフィールド(『ウルフマン』、『縞模様のパジャマの少年』など)
クロエ・グレース・モレッツ(『キリング・フィールズ 失踪地帯』、『モールス』など)
ベン・キングスレー(『プリンス・オブ・ペルシャ』、『シャッター アイランド』など)
他、サシャ・バロン・コーエン、レイ・ウィンストン、エミリー・モーティマー、
クリストファー・リー、ジュード・ロウ などなど

あれ?ヒューゴ何も発明してないゲフンゲフン。

いやぁ面白い。というか素敵な気分になる映画でした。
でもでも意外と周りの評価は低い、眠い映画だと言われることも多いですね。
どうも話を聞いてみると予告編や前情報のせいな気がしてきました。

スパイダーウィックの謎だとかパンズ・ラビリンスみたいなイメージを
抱えたままこの作品に向かうと随分期待がから回ってしまうようです。
なんでも機械的なギミックやジュード・ロウを全面に出したSF作品の
イメージを持ってしまっていたとか?
私は前情報とか予告とかほとんど記憶に無く、暇な時間にほぼ無意識な
レンタルをしたのが逆に幸いだった様子。

私としては映像も美しいですしキャラクターも魅力的、なおかつクロエちゃん
がしっかりと活躍しているとなっちゃあ★も増えるというもの。
また、まだ映画というものが人々の「夢」「希望」であった時代を描いた箇所も
多く、心に来るものが多かったのも重要なポイントです。

キャラクターはそれぞれのピックアップが少ないながらも、表情やセリフで
その人となりが伺えるようにしてあるのがなんとも良い感じ。
特にサシャ・バロン・コーエンが演じた駅の公安役については、不器用さや
無機質な表情に隠れた信念がヒューゴとの接触によって顕になるとこは良かったね。

主人公自体、言ってしまえば結構ぱっとしない感じ。
いろんな発明で見ている人を驚かせるかとおもいきや彼自身発明の才はない。
やっているのは親父の遺した機械人形の修復作業ぐらい。

では、彼が発明したのは何か?
それはきっと自分自身の成長であったり彼を取り巻くストーリーそのもの
だったんでしょうね。
この映画で最も重要な人物、ジョルジュ・メリエスが過去に捨て去っていた"夢"と
自分自身を再び取り戻すことができたのも主人公の探究心や信念によるもの。

このジョルジュ・メリエスという人物は実は実在の人。
主人公ヒューゴとの絡み以外は結構設定の通りというところは本当に驚きです。
作中にも登場した「月世界旅行」は現在では著作権フリーなのでyoutubeなどで
簡単に視聴することができます。



ラストは結局のところハッピーエンドで、誰も悪い奴はいなかったという王道的な
終わらせ方ではありますが、それ自体になんだか夢があるので許せちゃいます。
私自身「はぁ、えぇ話やな~~~」と素直に感動しておりました。

力を抜いて、ちょっぴり素敵な気分になりたい時におすすめですね。






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トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1

ブレイキング・ドーンPart1 / トワイライト・サーガ [Blu-ray]ブレイキング・ドーンPart1 / トワイライト・サーガ [Blu-ray]
(2012/07/07)
クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン 他

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★★★☆☆

やっと結婚式の日を迎えたエドワードとベラ。ハネムーンの後、ベラはエドワードと
同じヴァンパイアになるつもりでいた。ベラを愛しているオオカミ族のジェイコブは、
そんな二人を腹立たしい思いで見つめていた。ハネムーン先で、人間としての最後の幸せを
味わっていたベラだが、体調が悪化する。なんと人間のまま、エドワードの子を身ごもって
しまったのだ。人間とヴァンパイアの子どもは禁じられた存在で……。

クリステン・スチュワート(『ジャンパー』、『スノーホワイト』など)
ロバート・パティンソン(『恋人たちのパレード』、『リメンバー・ミー』など)
テイラー・ロートナー(『バレンタインデー』など)

『新章:LOVEした彼はヴァンパイヤ ~ついでに私もヴァンパイヤ~』

イィヤッホーーーウ!私、ベラ!
前回ゎすっごいしつこいヴィクトリアも抹殺して一安心なワ・タ・シ。
ジェイコブからもすっかり愛情を搾りとった挙げ句ポイ捨てしちゃった(*´∀`)
それにしても「大切な友達」なんて言葉は便利すぎよね!

今作ではついに待ちに待った結婚式。晴れてキモ吸と結ばれたの。
なんだかジェイコブは文句言ってたけど…私、自分に都合の悪いことって
聞こえないのよね(∩゚д゚)アーアーキコエナーイ


そして、ついに、とうとうやってきた結婚初夜!まさにまちに待った瞬間(*´Д`)
エドワードったらベッドは壊すは人にアザはつけるはもう本当にテンション上げすぎ。

その上速攻妊娠させるたぁいい度胸だな貴様ッ!

はい、ということで今回も怒涛の展開です。
前半は無駄にイチャイチャしてる感じでだらだらするんですが、
きっちりと映画内に緩急が用意されていましたね。

しかしそれにしても、エドワードさんのビジュアルが…本当もう制作陣は
完結編までしっかりと各キャラクターのビジュアルを守らないとダメですよ。
なんかこう質感が人間臭いし髪型なんかもなんだかくたびれてるし、いくら
ベラさん中心のお話だとしてももう少し頑張らないと。

その点、ベラさんのメイクやボディダブルを使った映像表現はみごとでしたね。
本当痛々しいくらいの外見でしたし彼女の上手な演技も相まってすごく
心配しやすいキャラクターになってました。

ジェイコブは相変わらずの爽やかマッチョだったんでオーケー。
でも泣くとちょっとブサイクなので彼には笑っていて欲しいです。

ジャスパーやアリスは相変わらずお綺麗でよかったですね。
ただカーライル、あなたは太りすぎだよ。


~~ 以下、ネタバレ警報 ~~




突然の妊娠で完全に弱り切ったベラや狼狽するだけの周辺など、重たい
空気のシーンがある反面、時折ちょっとゆるい感じのシーンが挟まれている
のが良かったですね。
特にベラが子供を落ち着かせるために血を飲むシーンにジェイコブがドン引き
するところなんかは印象的です。


また、ベラの出産を阻止しようとする人狼たちと対立するシーンも緊迫感があります。
お互いが前作での協力体制を微塵も思い出さない余裕の無さは、映画自体に緊張や
スピード感をもたせたのではないでしょうか。

ただ、映画としての全体的なパワーはどうしてもダウンしていると思います

その中で最も光ったのは、ジェイコブと"彼女"との刻印のシーン。
原作の該当シーンを知らない私ではございますが、なかなか印象的なシーンでした。
決してCGがキモイとか言ってはいけません。ロリコンとか言うのはもっての外!!
広い心で受け止めましょう。


それにしても…ベラのお父ちゃんは本当に不幸というかなんというか…。

さてさて、回を追うごとにすっかりこのトワイライト・サーガの虜になっていワタシ。
時間さえあれば原作も読みたいところです。
どうしてもネットで物語の設定情報などを読みふけっているととんでもないネタバレに
出会ってしまったりするのでいけませんね。

自作公開は冬。レンタルは来年の春といったところでしょうか。楽しみです。




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エクリプス/トワイライト・サーガ

エクリプス/トワイライト・サーガ [Blu-ray]エクリプス/トワイライト・サーガ [Blu-ray]
(2011/03/18)
クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン 他

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★★★☆☆

エドワードを追ってイタリアへ旅立った行動を父にとがめられ、厳しい門限付きの
生活を命じられているベラ。高校の卒業、つまりベラがヴァンパイアになる日も迫り、
彼女は人生の選択に悩んでいた。その頃、シアトルでは死者や行方不明者が続出。
ヴァンパイアになったばかりの者たちが、血に飢えた本能のまま行動していたのだ。
彼らがベラたちの住む町にやって来る事がわかり、長年距離を置いてきたヴァンパイア族と
オオカミ族は、この地を守るために一時的に共闘する事に。

クリステン・スチュワート(『ジャンパー』、『スノーホワイト』など)
ロバート・パティンソン(『恋人たちのパレード』、『リメンバー・ミー』など)
テイラー・ロートナー(『バレンタインデー』など)
他、ダコタ・ファニング、ジョデル・フェルランドなど

『続続ッ!LOVEした彼はヴァンパイヤ ~思春期少女の恋愛日記~』

はわわぁ (*@∀@) 私ベラ!
前回ゎ超ラブな吸血系彼氏が突然失踪するわ自殺未遂するわで大変だったの。
彼が居ない間とっても優しくしてくれた幼馴染のジェイコブも最終的に用済み扱い、
文字通り犬の様に扱っちゃう私ってなんて恩知らずなの~(ノ´∀`*)

でも今回もジェイコブの爽やかさと筋肉にはマッスルドキドキ♪
"アレ"に関しては超消極的なエドワードと違って…なんかこう、グッとくるわ。な。

そんな所にやってくるのが例のヴィクトリア。もーホントにしつこい女!
でも平気だもん、なんてったって私には私を必死こいて守ってくれる吸血鬼ファミリーと
下僕の狼一族どもがいるんだもんね♪

でもヴィクトリアは今度は仲間をたっくさん引き連れてくるんだって!
自分の都合のいいように吸血鬼を戦わせるなんて超ビッチじゃん!
こうなったらぜーーーったい負けないんだからっ!
さ~どっからでもかかってこーーーいщ(゚д゚щ)カモーン☆

さて、トワイライトの第三作目です。
総評で言えばこれまでと比べちょっと引きこまれにくい内容でしたね。
といっても私は原作を読んでいない派なのであまり内容について意見はできませんが。

優柔不断で大人になりきれない少女とややキモい吸血鬼と純情マッチョの
ドタバタ劇と認識し、主にそういった目線で見ているものですから。
その点、今回はあまりに軽率な行動や頭の悪そうな展開があったので物語を
見守る目線の置き方に困りました。


エドワードのこれまた軽いプロポーズ前後の一連の流れなんか幼稚過ぎて見ていられない。
「うちら結婚するけどジェイコブは体良く利用するから黙っとこう」的なとこも鬼。

でもお気に入りのジャスパーやアリス、ロザリーといったカレン家の面々の過去や
人となりがうかがえたのは嬉しいところですね。

エドワードとジェイコブがテントの中で会話するシーンもなんだかカカロットと
ベジータ風で良かったです。同じくテントで凍えそうになってるベラに向かって
『標高が高すぎたわ~』とか言ってるのには笑ってしまいました。

今作、なんだかんだで収まってはいますが次回はまた大荒れになりそうですね。
あくまで映画ファンとしてこのシリーズをのんびり見守って行きたいものです。
そういえばブレイキング・ドーンPart1はそろそろDVDリリースかな。

で、だ。

私の大好きなジョデル・フェルランドちゃんが出番も少ない挙句
あんなことになってしまうのはどういうことやねんな。
原作も前情報も見ずに楽しみにしてたのに!!!
あっさり見捨てたカレン一族にはがっかりや!ほんまにがっかりや(><)!!!

まぁそれ以上に衝撃だったのは2012年現在のジョデルちゃんがなんだかむっちりした
大人のレディになっていたところ…可愛いけど…なにかが違う。。。


      r ‐、
      | ○ |         r‐‐、
     _,;ト - イ、      ∧l☆│∧  良い子の諸君!
    (⌒`    ⌒ヽ   /,、,,ト.-イ/,、 l  いくら好きな女優さんがいても
    |ヽ  ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)  安易に公式ファンサイトを見に行くと
   │ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|   こういう罠があることを忘れるな!
   │  〉    |│  |`ー^ー― r' |
   │ /───| |  |/ |  l  ト、 |
   |  irー-、 ー ,} |    /     i
   | /   `X´ ヽ    /   入  |


この映画当時はまだめっちゃかわいいっす。



予告編はこちらでやんす。




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あるスキャンダルの覚え書き

あるスキャンダルの覚え書き [DVD]あるスキャンダルの覚え書き [DVD]
(2012/06/22)
ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット 他

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★★★★☆

ロンドン郊外の中学で歴史を教えるバーバラは、厳格で辛辣な性格から教え子だけ
でなく同僚からも疎まれ、孤立していた。そんなある日、若く美しい美術教師シーバが
赴任してくる。「彼女こそ、私が待ち望んだ女性」と直感したバーバラは、彼女をこっそりと
観察しては毎夜日記に“報告”していた。計画的にシーバに近付き、親しくなっていくバーバラ。
だがそんなある日、シーバと15歳の教え子のセックス現場を目撃し…。

ジュディ・デンチ(『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』、『007 慰めの報酬』など)
ケイト・ブランシェット(『ロビン・フッド』、『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』など)
ビル・ナイ(『タイタンの逆襲』、『ワルキューレ』など)
ジュノー・テンプル(『三銃士』、『紀元1年が、こんなんだったら!?』など)

官能的活かつ破壊的。

うーんすごくいいです。なんで79回アカデミー賞でいろんな
賞にノミネートした割に受賞できなかったかが不思議なほど。
リトル・ミス・サンシャインやディパーテッドも確かに良作だけども。

特筆すべきはジュディ・デンチとケイト・ブランシェットの共演ですね。
じわじわと感情が寄せてくるシーン。心の内面を映し出すような表情は
ふたりとも繊細なのに迫力があります。

どっちのほうが優れていたかの判断は非常に難しいですね。
ふたりともすごいんです。ホンマに。
一番印象的なのはケイト演じるシーバの心の隙間にジュディ演じる
バーバラが、巧妙に入り込んでいくシーン。

このシーンは映画の中でも何回か登場するんですが非常に良く出来ています。

これまでの暮らしぶりも職場でも孤独なバーバラが織り成す静かな激情。
狂気と呼んでしまうには少し切なさがある絶妙なキャラクターでした。
『イカれたレズ老女』とだけ判断してしまえばとても簡単な映画になっちゃいますね。

そしてケイト。
んまぁエロいことエロいこと。なんなんでしょうねあのエロス。
もうね、あのクソガキが羨ましくてしょうがないね。
映像的にも下品にさせ過ぎない情事シーンなどで時折見せてくるあの肢体…。
監督さんはきっと「チラリズム」ってのを理解してる人だと思います。

あと旦那役がビル・ナイっていうのもちょっとリアルですよね。
娘さん役のジュノー・テンプルさんもいい味出してます。

私はケイト・ブランシェットとかグウィネス・パルトロウみたいな
透明感のある顔立ちの女優さんが大好きなのですごく満足の一作でした。

クライマックスに入ってしまったあとは割りと流れるように話が進み、
互いの本性をぶつけあう激情的なシーンが映し出されますが、台風の
ようなシーンが過ぎたあとはまた冷静が訪れます。
この辺はちょっとバーバラの怖さだけが目立ってしまった感がありますね。

アメリカのメアリー・ケイ・ルトーノーの事件がモデルになっているとのことですが、
あまり意識する必要はないようですね。実話のほうが圧倒的に泥沼ですし。





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ニューイヤーズ・イブ

ニューイヤーズ・イブ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)ニューイヤーズ・イブ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
(2012/04/18)
サラ・ジェシカ・パーカー、ザック・エフロン 他

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★★★☆☆

2011年のニューイヤーズ・イブ。NYのタイムズスクエアでは、カウントダウンを
彩るイベント“ポール・ドロップ”が行われる。責任者のクレアは、なんとかイベントを
成功させようと奮闘していた。死ぬ前にポール・ドロップを見たいと願う老人、
カウントダウンと共にファーストキスをしたいと願う高校生、カウントダウンコンサートに
出演するロック歌手にバックコーラスの女性…。
多くのニューヨーカーが、この時を大切に待っているのだ。

アシュトン・カッチャー、ロバート・デ・ニーロ
キャサリン・ハイグル、リア・ミシェル
アビゲイル・ブレスリン、ヒラリー・スワンク
ミシェル・ファイファー、ザック・エフロン
ジェシカ・ビール、ハル・ベリー
サラ・ジェシカ・パーカー、ジョン・ボン・ジョヴィ
などなど、超超超豪華な面々が送るハーツフルなドラマ。

これはもう出演メンバーが好きかどうか。

年の一大イベントの一日の中で起こる群像劇を描いたドラマですね。
ゲイリー・マーシャル監督を始めとして、『バレンタインデー』の制作スタッフが
創ったとあって非常にエンタメな群像劇を見せてくれます。

スポットを当てられるキャラクターが非常に多いので、ひとつひとつの
展開を拾っていくととても大変な記事になってしまいますね。
総評すれば見て損はない作品です。なんといっても私は好きな映画です。

ドラマの数の割に内容はさほど濃くありませんし、大抵の物語がほぼ
想像通りに進んでいきます。
物語に浮き沈みはあるものの、結局悪い人間はいない、みんな良い奴、
この世は正義と愛で作られているんだ!という子供だましなストーリー
が嫌いじゃない方は素直に楽しめると思います。


あとはなんといってもキャストですね。

私はこの作品についてはほぼ事前情報なく観賞したのでその豪華さに
驚くことがしばしばありました。
中でも嬉しかったのは、ジョン・ボン・ジョヴィの登場とアビゲイル・
ブレスリンの登場ですかね。
前者は単純にミュージシャンとして好きですし後者はその成長っぷりに
びっくりしました。

ゾンビランド』、『リトル・ミス・サンシャイン』などで愛らしい
表情を見せてくれ、さらに『勝手にハリウッド美少女コンテスト』では見事
入賞を果たした(笑)アビゲイルちゃんですが今作出演時にはすでに15歳。
なんだかレディっぽくなった姿を見せてくれるのです。
愛らしさ、可愛さで言えばちょっとだけ微妙な感じ…かな?
少しキルスティン・ダンストっぽい感じが出ています(それも微妙ですか)

その他アシュトン・カッチャーやザック・エフロンなどのイケメンや
ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンクなどの実力派、
キャサリン・ハイグルやジェシカ・ビールなどの美人さんも登場して
いますので、多くの方はそれなりにワクワク出来るのではないでしょうか。

ライトな内容ではありますが、コミカルな笑いやラブストーリー、凸凹
なコンビドラマや家族愛など、いろんな要素がさくっと楽しめます。


ラストはびっくりさせてやろう、意外な展開にしてやろうみたいなのが
見え見えになってしまっているのですが、そのへんも広い心で楽しむと
ホットな感情のまま終わることができます。

エンドロール、また、特典映像で観れる「NGシーン集」は必見です。
こういうのを盛りこんでくれると「観てよかったな~」と感じることも
増えるのでどんどんやってほしいですね。

過度の期待はせずに気軽にお楽しみくださいませ。





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ニュームーン/トワイライト・サーガ

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(2010/10/22)
クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン 他

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★★★☆☆

転校生のベラは、妖しいほどに美しいクラスメイト・エドワードと恋に落ちる。
だが彼は、100年以上も生き続けてきたヴァンパイアだったのだ…。彼の正体を知っても、
恋心を止められないベラは、エドワードのそばにいるために自分もヴァンパイアになりたい
と思い始める。だが自分と同じ苦しみをベラに味あわせたくないエドワードは、彼女の前から
姿を消してしまう。最愛の人を突然失い、ふさぎこむベラ。そんな彼女の心を癒したのは、
幼なじみのジェイコブだった…。

クリステン・スチュワート(『ジャンパー』、『スノーホワイト』など)
ロバート・パティンソン(『恋人たちのパレード』、『リメンバー・ミー』など)
テイラー・ロートナー(『バレンタインデー』など)
らが贈るヴァンパイアラブストーリー。

『続ッ!LOVEした彼はヴァンパイヤ ~思春期少女の恋愛日記~』

ハァイ私ベラ!
前回は草食系ならぬ吸血系彼氏ができたりとってもコワ~イ吸血鬼
に命を狙われたりしたけど無事に18歳になったナウ。

でも超LOVEなエドワードが勝手に街を出て行っちゃうの(TωT)
吸血鬼なのに眉毛とか腕毛とかとりあえず毛が濃いのとか気にしないのに!

その時アタイを慰めてくれたのが幼馴染のジェイコブ。
笑顔も爽やかキュートでなんていってもマッチョ!マッチョでゴンス!
何度も彼と触れ合う中ちょっぴり気持ちも…キャーン(*´Д`)

そんなジェイコブは時々なんだかとっても肉食系、っていうか狼少年。
っていうか狼だな、うん、こりゃ狼だわヽ(´ー`)ノ

はぁ~私の恋はこれから一体どうなっちゃうの!

っていう感じ。

エドワードが出ていったことでショックのあまり余計無愛想になるしエドワードの
幻覚まで見える立派なメンヘラ娘ちゃんになってしまったベラとジェイコブが
良い感じになっていくところから始まります。

その後、前作で返り討ちにしたジェームズの敵を取ろうとベラを狙うヴィクトリア
と狼一族との戦いがあったり、ベラ死んだと勘違いしたエドワード君が露出狂に
なりそうになったりと、今回も色々楽しませてくれます。


しかしまぁ全体を通してベラの情緒不安定っぷりは異常ですね。
気分屋で抑揚の激しいベラに付き合わされても彼女を見捨てないジェイコブや
友人グループの皆様は本当にいいやつばかりです。
少しは彼らの気持ちを省みてほしいものですね。

今回は吸血鬼の上層組織としてダコタ・ファニングちゃんらも登場し、
映画に華を添えてくれています。
もちろん原作ありきの作品なので映像で見るキャラが全てではないのですが
次回作には大好きなジョデルちゃんもでるので楽しみですたい。


あー、なんだかんだでハマってるのかもしれませんね。
良い感じに突っ込みながら見れるのがいいです。




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レビューやハリウッド俳優のイラストで埋めていきたいです。
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★★:まだ救いようはある
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★★★★★:神、観ながら悦
(注:B級は「B級としての」評価を行っています)

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