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ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!


ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!- [Blu-ray]ホットファズ -俺たちスーパーポリスメン!- [Blu-ray]
(2012/06/20)
サイモン・ペッグ、ニック・フロスト 他

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★★★★☆

ロンドン警視庁のスーパー警官エンジェル巡査は、その高すぎる検挙率から組織内で
妬まれ、田舎の村サンドフォートへ左遷される。署長の息子のダニーと相棒を組まされる
エンジェルだが、のどかな田舎の生活になじめない。しかし平穏なはずの村に、次々と
残虐な殺人事件が起きる。捜査に張り切るエンジェルだが、村人も警察の仲間も、
みな事件を「事故」として片付けようとする。この村にはある秘密が隠されていた!

サイモン・ペグ(『M.I/ゴースト・プロトコル』、『スター・トレック』など)
ニック・フロスト(『スノーホワイト』、『グラインドハウス』など)
ジム・ブロードベント(『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』など)
ティモシー・ダルトン(『ツーリスト』、『トイストーリー3』など)
ビル・ナイ(『トータル・リコール』、『タイタンの逆襲』など)

持ってる作品。

これはなかなかの傑作ですね。巷の評価が高いのも頷けます。
私としては、さして期待せずにサイモン・ペッグ主演のポリス・コメディ、
という程度の位置づけで観賞したのですがある意味正解だったかもしれません。

サイモン自体、他作品でのちょっとお間抜けなキャラクターが目立ちます。
ポテンシャルの高い役でありながら三枚目というか、M.Iシリーズがそれですね。
でも今作では感も動きも冴えた超優秀な警官として登場します。

超優秀な反面、どうしても場の空気を読めなかったりノリが悪かったりと
「本当のチーム(仲間)」に出会うことがなかったからでしょうか、上司の
意向により簡単に田舎町へ左遷されてしまいます。

この時、元婚約者に改めて別れを告げに行くエンジェルでしたが、この女性にも
「もうとっくに彼氏ができたし」と、あっさりと追い払われてしまいます。
この女性、マスク姿で顔のほとんどが覆われていますが、なんとあの
ケイト・ブランシェット。監督エドガー・ライトの人徳センス恐ろしや。


左遷されたエンジェルが勤務するのは怠惰で平和ボケな警察署。
相棒になるのは署長の息子でもあるダニー。映画の中の警察官に憧れる彼だが
皆に輪をかけたおっとり加減でエンジェルとは会話も感覚も咬み合わないひどさ。

しかし、そんな二人に絆が生まれ始める。
警官のあり方を教えるエンジェルに対し、人生の楽しさを伝えるダニー。


互いを相棒と認めはじめた頃、ビレッジ・オブ・ザ・イヤーの有力候補に
なるほど平和でのどかなこの街で、不気味な事件が起こり始めます…。

笑いがゆるい。

前半はコメディ重視ですね、といっても我々の感覚に合った笑いかと言えば
そうでもない、なんていうか非常に乾いた感じ、悪く言えばぬるま湯な感じの
笑いが展開されている。
ゾンビ愛をコメディ化させた「ショーン・オブ・ザ・デッド」と比べ今作は
警察映画をオマージュしたネタも多く、その手のファンには持って来いかも。

そんなゆるい前半ではありますが、クライマックスへの伏線の貼り方がなかなか
なので集中してみておくことをオススメします。


物語と映像が大きく動き始める後半は、前半と打って変わって非常に楽しみやすい。
やはり絵的にも動きのあるシーンになると見やすいですね。
全体の振り幅の大きい緩急を楽しめるのがこの映画の優れた点かと思います。

アクション・コメディとしても楽しめますしサスペンスコメディとしても
良作の部類に入るのではないでしょうか?

また、「ショーン・オブ・ザ・デッド」ほどではないですがおまけ程度に
グロ表現も使われているので作品にスパイスを与えていますよね。


誰が見てもそれなりに楽しい作品ですが、より味わいを理解できる
中級者へ進めたい一本かと思います。





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キリング・フィールズ 失踪地帯

キリング・フィールズ 失踪地帯 Blu-rayキリング・フィールズ 失踪地帯 Blu-ray
(2012/08/03)
サム・ワーシントン、クロエ・グレース・モレッツ 他

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★★★☆☆ ※クロエちゃん効果でオマケしてます。

マイクはテキサス州の田舎町の殺人課の刑事。少々荒っぽい性格の彼の相棒は、
NYから転属してきたブライアン。少女失踪事件を捜査中の二人だったが、
いまだ有力な手がかりが掴めていない状況だった。そんな彼らをあざ笑うかのように、
次々と少女たちを狙った新たな事件が発生する。さらにブライアンが気にかけ面倒を
見ていた心に傷を持つ少女、アンが事件に巻き込まれる。なんとかアンを救い出そうと
するブライアンだったが…。

サム・ワーシントン(『タイタンの戦い』、『アバター』など)
ジェフリー・ディーン・モーガン(『ウォッチメン』、『P.S. アイラヴユー』など)
クロエ・グレース・モレッツ(『モールス』、『キック・アス』など)

非常に残念なでき。

実績、実力ともに兼ね揃えた俳優陣が登場するサスペンス映画です。
実際豪華といってもいいメンツですし、久々に暗いジメッとした感じの
雰囲気のあるロケーションに期待が掛かりました。

が、中身はスッカスカです。

絶望的にキャラがたっていません。

まず、サム・ワーシントンが演じる主人公の一人、刑事マイクがすでにひどい。
彼はやや気性が荒く、その言動に少し威圧的な面が取られます。しかし、その
動機なるものは一切表示されません。彼が離婚経験者であること、父親も刑事で
あったことなど、何かしらの素材は散りばめられますがどれも彼という人格を
形成するまでには至りません。

もう一人の主人公ブライアンも同様です。少女の失踪事件に対し、相棒マイクと
ぶつかったり別行動するほどに没頭していく彼。一方、クロエちゃん演じる
少女アンの身の上を心配する優しさも兼ね揃えています。
ですが、やはりどういう人間なのかは伝わりません。こうなると主人公二人の
頑張りというのも随分空回りに感じてしまうものがありますね。

クロエちゃんも実力が発揮できていないでしょう。
彼女を取り巻く特殊な家庭環境が不明なので彼女が持つ心の暗部や、他人に対する
情というものが表現されていません。
彼女の表情をクローズアップするカットの数は多いのですが、私みたいな彼女の
大ファンでなければ特に得る者のないシーンが多かったかと思います。

好印象だったのは、テキサスの闇の部分とも言える広大な湿地帯を捜査するシーン。
ワイシャツにネクタイの二人が、ライフルやショットガンを手に練り歩くところは
ビジュアル的にかっこよかったです。
贅沢を言えば、もっともっと湿地帯の絶望的な広大さや不気味さが欲しかったですね。

人種差別をテーマに複雑な感情のやり取りが行われるところもまぁまぁです。

シリアルキラーものの作品でもあるのですが、この物語には裏というものもありません。
観客に対する伏線やトリックのような要素はなく、どちらかというといきあたりばったり。
アンの失踪に対する犯人が分かった時も「何じゃそら」状態になった人が多いと思います。

また、この犯人にさえもキャラを裏付けるものや動機が不明なのが致命的です。
本当雰囲気勝負なだけのスカスカ映画でした。

各演者さんのファンだけにおすすめします。


~~~~以下 ネタバレ~~~~



あと個人的に感じたのは先に起こってた事件とアンの誘拐事件って多分
別物なんでしょうね。
途中で逃走した黒人と白人の二人組もおそらく犯人だったのでしょう。
ガレージのレクサスから出た血痕が被害者のものと一致していましたし、
それを隠滅しようとしたシーンも見られましたね。


サスペンスとして見れば非常にまどろっこしい、中身の無い映画でしたが、
クロエちゃん演じる少女アンの新たな旅立ちを描くヒューマンドラマとして
見れば・・・・・・うーんやっぱ厳しいでしょうね。





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ブラッド・ダイヤモンド

ブラッド・ダイヤモンド [Blu-ray]ブラッド・ダイヤモンド [Blu-ray]
(2010/04/21)
レオナルド・ディカプリオ、ジャイモン・フンスー 他

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★★★★☆

アフリカ・シエラレオネ共和国。反政府軍組織RUFに捕まり闇ダイヤの採掘場で
強制労働を強いられていたソロモンは、作業中に大粒のピンクダイヤを発見。
再び家族と暮らす為に危険を承知でそれを隠すが、直後政府軍に捕らえられてしまう。
一方、刑務所で巨大なピンクダイヤの話を耳にしたダイヤ密売人のアーチャーは、
その在り処を聞き出すために、同じ刑務所に収監されていたソロモンを釈放させよう画策し…。

レオナルド・ディカプリオ(『インセプション』、『シャッターアイランド』など)
ジャイモン・フンスー(『PUSH 光と闇の能力者』、『パーフェクトスナイパー』など)
ジェニファー・コネリー(『9 ~9番目の奇妙な人形~』、『地球が静止する日』など)


ただの光る石ころによって多くの利権や陰謀が絡み、人が死んでいきます。
これはそういう現実をエンターテイメントに描いた映画です。
軽すぎず、重すぎず、行って見れば結構ずるい作品かもしれませんね。

内戦が続くアフリカ西部のシエラレオネ共和国が映画の舞台。
現在は傭兵でもともと自分がいた軍の武器をRUF(反政府軍)に横流しして
いるディカプリオ演じるアーチャー。

近年様々な演目を上手にこなしているジャイモン・フンスー演じるのは、
紛争地域で反政府軍に捕まり、強制労働者とされてしまうソロモン。
そして紛争の裏で暗躍する密輸ダイヤモンドの実情を調べようと、取材活動を
続けているジャーナリスト(ジェニファー・コネリー)。

この三者が主となり、物語が展開していきます。

内容は限りなく、サスペンス・アクション映画となっています。
時に派手な戦闘シーンや緊迫感や疾走感のあるシーンが盛り込まれ、とても
エンターティメント的な映像がまとまった作品なんですね。

これだけの要素だと140分超の大作を観賞するのはややしんどいのですが、
ライトな部分がある反面、テーマとして「紛争ダイヤモンド」の誕生から
血なまぐさい流通や利権が多角度で描かれているのでとても濃厚です。

特に、多くの家族や少年達がその犠牲となっており、自分たちにはなんの
恩恵もない"石ころ"の為に人生を狂わされているシーンは辛いものがあります。

『ニュースで時折映される遠い国の出来事』を映画に乗せて伝えてくるタイプの
社会派作品としての意味がある作品なんですね。

主人公のアーチャーなんかも、現地で活躍しつつもそういった実情からは
一線外れた世界で生きており、どちらかと言うと一匹狼的で利己的な人間。
そんな彼が、泥臭くも家族の為に懸命に生きようとしているソロモンや、
ダイヤモンドの問題を真摯に受け止め世界へ発信しようとしているマディーと
出会い、様々な光景を目の当たりにしたことで自分の人生を見つめなおして
行くところは非常に見応えがあります。

彼の迎えるラストはちょっと安直のような気もしますが、ストレートに
感情移入させようと思えばやはりあれがベストなのでしょうか。

アフリカを舞台としたメッセージ映画はとてもたくさんありますが、
エンターテイメントとしても十分に堪能できる点では非常にハイレベルな
作品です。

今本当にびっくりしたのが今作も前記事、そして全然記事と同じく第79回アカデミー賞に
ノミネートされた作品だっということ。
今作では主演男優・助演男優・音響編集・録音・編集の5部門にノミネートされていました。

次はさすがにないでしょう。





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プレステージ

プレステージ [Blu-ray]プレステージ [Blu-ray]
(2012/07/03)
クリスチャン・ベール、ヒュー・ジャックマン 他

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★★★★☆

19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、中堅どころの
奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、アンジャーの妻で助手の
ジュリアが水中脱出に失敗し死亡。事故の原因はボーデンの結んだロープが外れ
なかったことだった。これを機にアンジャーは復讐鬼へと変貌し、2人は血を流す
争いを繰り返すことになる。その後、結婚し幸せな日々を送るボーデンは、新しい
マジック「瞬間移動」を披露するのだが…。

ヒュー・ジャックマン(『リアルスティール』、『X-MEN:1st・ジェネレーション』など)
クリスチャン・ベイル(『ザ・ファイター』、『パブリック・エネミーズ』など)
マイケル・ケイン(『インセプション』、『ダークナイト』など)
スカーレット・ヨハンソン(『アイアンマン2』、『ザ・スピリット』など)
レベッカ・ホール(『ザ・タウン』、『フロスト×ニクソン』など)

愛と激情とSFと。

非常に苦味のある作品ですね。
映像も美しく、各キャラクターのビジュアルや設定も儚い。
ましてや迎える結末も衝撃的かつ哀愁的。

しかし、穏やかでない憎悪や執念が渦巻き、決して相まみえることのない
主人公"二人"に微妙な切なさも覚えてしまいます。
脇を固めるスカーレット・ヨハンソンやレベッカ・ホールも良いですね。
特にスカーレットの美しさといったらもうね。たまりませんね。

ロケーションや時代設計も割りと細やかに映しださされるこの映画の中には、
当時のマジックの種明かし(本当かどうかはわかりませんが。。。)や、
人物のお話なども出てくるので、そういうのが好きな人にも良いかもしれません。

ですがマジック主体かというとそうではなく、物語自体のトリッキーさを
楽しむような作品になっているのでご注意ください。
ゴタゴタはありつつも割りとおとなしかった前半と比べ、後半はちょっと
ぶっ飛んだ展開になって来ます。
その中にも主要人物たちの心のやり取りは見応えがあるのでいい作品ですね。

後半はネタのひとつひとつが重要なキーワードになってくるので、
あまり書けることがないのが残念です。
ちょっと古い映画ですが、まだ見ていないという人はできるだけ情報を
知らずにこの作品を楽しむことをおすすめします。

2回目以降の観賞になると、クリスチャン・ベールの演技力の高さにも
感心することができそうですね。
ラスト周辺になってようやくベール演じるボーデンのキャラクター全容が
伺えるのですが、なかなかに驚かせてくれました。

雰囲気としては『幻影師アイゼンハイム』ともちょっと近い作品なので
比べられることが少なくないようですが、私としては全く持ち味の違う映画
だと認識しています。
あ、俳優の質を楽しむには両方共いい映画ですよ。

たまたま前回の記事と同じく第79回アカデミー賞にノミネートされた
作品でしたね。今作では撮影賞と美術賞にノミネートされていました。




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チェイシング/追跡

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(2011/08/26)
ラッセル・クロウ、ジョン・フォスター 他

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★★★☆☆

ニューヨーク州郊外。両親を殺した少年エリックが2年間の服役を経て出所してきた。
この事件を担当していた刑事クリストフオロは、エリックが未解決の二人の少女殺害
事件にも関与していた連続殺人犯ではないかと疑い、捜査を始める。一方、16才の
少女ローリは、ニュースでエリックの姿を見た瞬間、強い衝動に駆られ家を飛び出した。
そして、エリックに会いたい想いが現実となった時、二人は当てのない逃避行へと旅立つ。
クリストフオロは、エリックの不穏な動きから新たな犯行を予感し尾行を開始するのだが・・・。

ラッセル・クロウ(『ロビン・フッド』、『消されたヘッドライン』など)
ジョン・フォスター(『トゥルー・リベンジ』、『海辺の家』など)
ローラ・ダーン(『インランド・エンパイア』、『アイ・アム・サム』など)
ソフィ・トラウブなど

ちょっと文学的な要素を感じるような作品だったような印象です。
ただ、随分前に観た作品なので記憶を探るのが大変です。

ラッセル・クロウが凶悪な犯人を追い詰めるエンタメ的なクライム
サスペンス作品だと思ってレンタルされた方は多いのではないでしょうか。
実際は全く雰囲気の違う作品です。が、100%がっかりではない作品です。

また、物語自体ラッセルが中心ではなく、名優ベン・フォスターの弟、
ジョン・フォスターが演じるエリックにスポットが当てられてます。
両親を殺害し、二年の服役を終えて出所した少年の役どころなのですが、
非常に闇を感じさせるキャラクターでしたね。

ただ、狂気だけではなく、妙な切なさや危うさを与えてきます。
特にソフィ・トラウブ演じるローリの存在は、この作品の独特の雰囲気の
質量をかなりの割合で受け持っていると言えるでしょう。


何か似た雰囲気のこの二人が、目的意識や感じさせる温度は大きく違えど、
交流を取りながら逃避行的な旅を続けていくところを追いかけていきます。

一方のラッセル演じる刑事ら「大人」とは非常に大きな温度差があります。
ラッセル自体、影のあるキャラクターなのですが、案外この作品ではあまり
意味を持たない役柄だったんじゃないかなと思います。

その他、全体の雰囲気をうまくまとめ切れなかった感じがありますね。
欲求や精神のコントロールが危うい少年、そして理解と開放を求める少女、
やや重いストレスを抱える刑事、これらのバランスがいまいちとなり、
必要な緊張感が足らなくなってしまったのかもしれません。

主要人物の行動の動機づけがもう少し濃かったなら、全体的にバシッと
締まってきたんじゃないかなというところ。
そんなハンディな映像の中でもソフィ・トラウブはかなり光っていたので
暇で抑揚の薄い映画が嫌でなければ観てみてもいいかもしれませんぜ。







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ミッション:8ミニッツ

ミッション:8ミニッツ ブルーレイ+DVDセットミッション:8ミニッツ ブルーレイ+DVDセット
(2012/03/21)
ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン 他

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★★★★☆

シカゴ行きの通勤電車の中で目を覚ました陸軍パイロットのコルター。
目の前には見知らぬ女性がいた。しかも、鏡に映る自分の顔にも全く覚えがなく、
知らない男の身分証明書を携帯している。コルターが混乱していると、乗っていた
乗車が大爆発した…。目を覚ました時、コルターは自分が驚くべきミッションに
参加していることを知る。電車爆発テロで死亡した男の死の直前8分間の意識に入り込み、
テロの犯人の正体を暴けと言うのだ…。

ジェイク・ギレンホール(『ラブ & ドラッグ』、『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』など)
ミシェル・モナハン(『デュー・デート』、『イーグルアイ』など)
ヴェラ・ファーミガ(『マイレージ、マイライフ』、『エスター』など)
ジェフリー・ライト(『007 慰めの報酬』、『インベーション』など)

もしもボックス。

主人公コルターが目覚めたのはシカゴ行きの列車の中。
目の前には記憶にない女性がおり、心当たりの無いことを話しかけてくる。
その後、コルターは自分の外見がショーンという他人の姿になっていると
気づき混乱する。

直後、列車は大爆発。彼も爆炎に包まれた。

そして再び目覚めたのは無機質な小部屋の中だった。
眼の前にあるモニターに映る女性にミッションの報告を求められるコルター。
アフガンでヘリの操縦士をしていた記憶しかない彼は状況の説明を求める。
すると、彼は現在、列車の爆破テロで死亡したショーン・フェントレスという
男性の「事故の直前の8分間」を仮想体験するなか、爆破テロの犯人を究明する
任務に付いているのだと説明される。

再び意識を列車に戻される彼は次第に自らの目的を理解し犯人を追う。
ただし毎回の猶予は8分間、コルターは幾度と無く死を体験することになる。

目覚めるごとに様相を変えていく列車とカプセル内。
次第に彼はこの"ミッション"の真相へと近づいていく…。

いやぁ面白いですね。SFチックなんですが安くはないですし緊迫感があります。
もちろん90分程度の尺なのでご都合主義な点もあるんですがそういうとこも
含めてとても良作に思えます。

物語は列車爆破テロが起こる前の「過去」と爆破が起き、次なるテロの脅威
に晒されている「現在」とが入り混じった内容となります。

量子物理学によるソースコードによって作り出された犠牲者の死の直前8分間
を仮想体験することでテロの犯人や真相を見つけ出すというものです。

コルターが"現実には救えない女性"を助けようとする点は、ちょっぴり
デンゼル・ワシントンの「デジャヴ」なんかを彷彿とさせます。
また、その他ループものとも比較されやすい本作ですね。
どうでもいいですがミシェル・モナハン演じるクリスティーナが、
某伝説的キング・オブ・ポップスに見えてしょうがなかったです。


テロの犯人を追うと共に、だんだんと事の顛末が観えていく点もいいです。
主人公目線でかなりのめり込んでしまいました。
切なさや苦悩という部分は、尺のせいでさほど強くありませんが、重くない
程度のちょうどいい塩梅で散りばめられていたかと思います。


クライマックス周辺は感心しました。
だんだんと人間性が明らかになるラトレッジ博士やモニターの女性グッドウィン
とのやり取りも心境が伝わるようでナイスです。
少ない主要人物ですがみなさん非常に存在感があるので見応えがあります。

ラストは意見が分かれるところでしょうね。
ぜひ事前情報は少なめに見ていただきたい一作です。

予告編動画の後に少しだけネタバレしています。



「新しい世界を作っちまったんだぜ!!」
「な、なんだってーーーーーー!?」


という壮大かつなんだか蛇足的なラスト。ですが、私としても
主人公コルターに救済的物語が用意されていたことは喜ばしいかも。
でも、ショーン・フェントレスは大いなる犠牲となったままですね…。
他人として生きていくのはちょっと大変そうですけど。

グッドウィンに届くメールもいいです。あまり深く掘り下げないとこが憎い。





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リミットレス

リミットレス [Blu-ray]リミットレス [Blu-ray]
(2012/03/07)
ブラッドリー・クーパー、ロバート・デ・ニーロ 他

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★★★★☆

作家志望のエディ・モーラは、人生のどん底にいた。小説は一行も進まないし、
恋人には別れを告げられる。そんな時、偶然に出会った元妻の弟から、脳を
100%活性化させるという革命的な新薬を渡される。疑いながらも服用した30秒後、
エディの人生は一変する。一晩で傑作小説を書き上げると、今度はビジネス界に進出、
巨大な株取引や投資に成功し、ウォール街に旋風を巻き起こす。やがて業界の伝説的
な投資家カール・ヴァン・ルーンと手を組み、ハイスピードで富と権力の頂点へと駆け
上がっていくエディ。だが、命さえも脅かす副作用と、新薬を奪おうとする謎の人物が、
エディに襲いかかる……。

ブラッドリー・クーパー(『ハングオーバー!!シリーズ』、『特攻野郎Aチーム』など)
ロバート・デ・ニーロ(『ストーン』、『ボーダー』など)
アビー・コーニッシュ(『エンジェル・ウォーズ』、『プロヴァンスの贈りもの』など)

何この薬、超ほしい。

作家志望の飲んだくれエディ。
いつも綺麗なブラッドリーが薄汚れたカッコで高い理想とはうらはらの
生活を送っているところから物語がスタートします。

運も実力も、恋人も失い途方に暮れた彼が街で出会ったのは元妻の弟。
明らかにカタギの人間には見えない彼がエディに渡したのは
眠っている脳を100%呼び覚ます「人生が変わる薬」だった。
薬の名前はNZT-48、どこかのアイドル集団のような名前ですね。

「どうせどん底の人生だ」
ダメ元で薬を飲んだ彼は三十秒後、別の世界を体感することに。

眠っていた記憶を再構築し、知識センスの塊となった彼は、勢いで
苦戦していた作品をも一夜で書き上げてしまう。
頭は冴え渡り、以前より明瞭になった意識で世界を楽しむエディ。
エディはもう一度薬をもらおうと元妻の弟に接触するが、直後、彼は薬を
狙う何者かに殺害されてしまう。

しかし、隠されていた薬の持ち出しに成功したエディの人生は一変。
様々な言語を使いこなし、抜群の知識で財政界でも成功を収める。

そんな彼を待っていたのは薬を追い、彼を付け狙う謎の男と薬の副作用だった。
果たして追い詰められたエディが迎える結末とは・・・?

いやぁ。なかなか面白いです。
主人公の視点と映像効果で薬の効果が伝わってくるのもいいですね。

この薬があればスピードラーニングとか目じゃないっす。

ブラッドリーとデ・ニーロのマッチアップも注目の今作ですが、
デ・ニーロ演ずる大物投資家カールの雰囲気はなかなかのものです。
予想通り出演時間も長くはなく、ライトなお仕事という感じですがきちんと
存在感を出して映画に味を効かせてくれています。


エディの他にも存在するNZT-48服用者の暗躍や、狂暴な借金取りとの
攻防戦もあり、退屈しないサスペンスものでしたね。
短い時間に主人公の浮き沈みがあるせいかそれなりに緊張感もありました。
カメラワークも映像効果も楽しいです。

ラストは結構投げやり、というかそれまでハラハラしていたのがあほらしく
なるぐらいパパパ~っと話が進んでしまうので、ちょっと気が抜けるかも。
いくつか謎は残りますが…あんまり気にするもんでもないかなと。

私個人的にはすっきり単純に楽しめるテクノスリラーでしたよ。





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フェア・ゲーム

フェア・ゲーム [Blu-ray]フェア・ゲーム [Blu-ray]
(2012/03/02)
ナオミ・ワッツ、ショーン・ペン 他

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★★★☆☆

9.11の同時多発テロ以降、アメリカ合衆国は、世論をも巻き込み、
イラク共和国が大量破壊兵器を保持し、悪の枢軸のひとつであるとしていた。
だが、CIA秘密諜報員ヴァレリー・プレイムは、潜入捜査の末、イラクに核開
発計画がないことを突き止める。その一方、ヴァレリーの夫で、元ニジェール
大使のジョー・ウィルソンも、国務省の依頼で同様の調査結果を得ていた。
しかし、ブッシュ政権はヴァレリー夫妻の報告を無視し、2003年3月20日、
遂にイラクへ宣戦布告する。ジョーは、“真実”を世間に公表するためニューヨーク
タイムズ紙に自らの調査報告を寄稿し、一躍論争を巻き起こす。すると、政府の報復により、
ワシントンの名のあるジャーナリストたちにヴァレリーがCIAの秘密諜報員である情報が
リークされる。たちまち世間からの批判を一斉に浴び、孤立無援に陥るヴァレリー。
歴史のうねりに巻き込まれながらも、最後までイラク戦争を止めようとした女、
ヴァレリー・プレイムの命を懸け、己の信じる“正義”と“愛”を貫く戦いが今、始まる。

ナオミ・ワッツ(「ザ・バンク 堕ちた巨像」、「ステイ」など)
ショーン・ペン(「オール・ザ・キングスメン」、「ザ・インタープリター」など)
サム・シェパード(「ジェシー・ジェームズの暗殺」、「ステルス」など)

あらすじながくてゴメンね。その上ちょっとわかりにくいよね。

ようするにだ。

「イラクには大量破壊兵器があるから戦争するよ~」
「いやいや、ないし、マジないし」
「うるさいな~戦争するったら戦争するよ~っていうか開戦したよ~」
「ちょwwおまwwバカすぎw米国オワタww」
「は?マジ切れたし、お前の秘密バラすし」
「うはwwバラされたww私より夫ブチギレww」

というお話。

詳しくは「プレイム事件」を参照するよろし。

イラク戦争当時の情報部のやり取りを赤裸々に描いたノンフィクションです。

ちょっとショーン・ペンが暴走しすぎな感じなんですが
それだけ志の強いキャラクターなのでしょう。
でも亡命予定だったイラクの科学者が死んだのは彼のせいでは・・・。

ちょっとお馬鹿というかお粗末なアメリカ政府のやり方が垣間見える、
というか実際にこんな流れがあったんだなぁという問題作なのですが、
想像通りいかんせん地味なのでさほど注目されませんでしたねぇ。

しかもジャケットにはサスペンス・アクションとかって書いてあるので
レンタル後に眠りに付いてしまった人も多いことでしょう。

巨大すぎる陰謀との戦い、そして夫婦愛が美しい作品です。
ある種の緊迫感も感じますし質的には良好ですよ。

冒頭に映し出されるナオミ・ワッツのCIAとしての作戦活動も
かっこ良かったですね。ぜひガチガチのスパイ映画でも活躍して欲しい。

それにしてもナオミ・ワッツ可愛いなぁ。
アップはさすがに厳しいところもあったけど・・・充分です。




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陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル

陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル *セルBD [Blu-ray]陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル *セルBD [Blu-ray]
(2011/11/02)
アル・パチーノ、チャニング・テイタム 他

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★★★☆☆

2002年のN.Y.。殉職した父親の後を継ぐように警官になったジョナサンは、
クイーンズに配属される。彼のもとに、過去の事件を仄めかす脅迫状が届き始める。
1986年、13歳のジョナサンは麻薬常習者の男を、男が所持していた銃で撃ち殺した
ことがあった。刑事のスタンフォードはジョナサンを尋問するが、その後事件を
隠ぺいした。スタンフォードはジョナサンの父親の元相棒だったのだ。
やがて新聞に事件隠ぺいに関する記事が掲載され……。

チャニング・テイタム(『G.I.ジョー』、『パブリック・エネミーズ』など)
ケイティ・ホームズ(『バットマン ビギンズ』、『フォーン・ブース』など)
アル・パチーノ(『ボーダー』、『ヒート』など)
レイ・リオッタ(『デート & ナイト』、『正義のゆくえ』など)
らが贈るクライムサスペンス。

レンタルジャケットのダサさが半端では無い。

原色とキャッチコピーだらけのメチャださいジャケット。
出ている俳優は大物揃いなのですがレンタル数が少ないのもうなずけるセンスです。
しかし、内容についてはジャケットと比べ非常に薄味仕立てでした。
セル版ジャケットの色のない感じがよく似あってます。

主人公ジョナサンは、家族思いの警察官。
ジョナサンは、市営住宅ぐらしの少年時代に麻薬常習者とゆすりたかりのチンピラ
二人をはずみで殺害したが、殉職警官である父親の相棒だったというスタンフォードに
事件そのものを揉み消してもらったと過去があった。

そして現在、少年時代に暮らしていたクイーンズに配属となった彼のもとに
過去の事件をほのめかす手紙が届き始める。
一方、警察の腐敗叩きのキャンペーン中である地元紙の記者の元へも、過去の
事件を暴露する内容の手紙が届き、警察内部が大きく困惑していく。

ジョナサンへも記事掲載阻止の命令が下り、新聞社の記者と接触するがまともに
とりあってもらえない。その上、ジョナサン自身の元へも脅迫電話がかかり始める…。

過去の事件を知る友人ヴィニーの犯行なのか、それとも自身を利用しようとする
警察内部の仕業なのか、現在と過去の葛藤に陥る彼が見つける真実は…?

全体的に曖昧で退屈な流れ。

俳優それぞれはいい味ながら、各々の動機や目的がイマイチはっきりしない。
そういった曖昧さがラストまで響いてくるのがとても寂しかった。
この俳優陣でなければ余裕のDVDスルーだったであろう作品です。

クライマックスで一つの謎が解け、主人公が家族のために警察内部へと取り込まれて
いく様は見所がありましたが、全体的にやや雑なので感情移入が難しいですね。
他にも楽しい作品がバンバンレンタルされているので他に見るものがなくなった
時にでも観賞すると良いかもです。




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(2011/09/21)
リーアム・ニーソン、ダイアン・クルーガー 他

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★★★★☆

植物学者のマーティン・ハリスは、学会出席のため、妻のリズと共に
ドイツのベルリンへやって来た。マーティンはアタッシェケースを空港に
忘れて来た事に気付き、空港へ引き返す。その時、乗っていたタクシーが
事故で川に転落してしまう。4日後に意識を取り戻したマーティンは、
宿泊先のホテルに向う。しかし、そこで会ったリズはマーティンの顔を
覚えていなかった。その上、隣にはマーティン・ハリスを名乗る別の男がいた…。

リーアム・ニーソン(『96時間』、『特攻野郎Aチーム』など)
ダイアン・クルーガー(『イングロリアス・バスターズ』、『ハンティング・パーティ』など)
ジャニュアリー・ジョーンズ(『X-MEN:FIRSTGENERATION 』、『パイレーツ・ロック 』など)
ブルーノ・ガンツ(『コッポラの胡蝶の夢』、『ヒトラー 〜最期の12日間〜』など)
フランク・ランジェラ(『運命のボタン』、『ナインスゲート』など)

最強の植物学者。

いやぁカッコイイですね。リーアム。
ジェダイマスターも今や特殊部隊並な動きが似合っています。

今作は脇役陣も良いですね。ダイアン・クルーガーとジャニュアリー・ジョーンズは
美しさ以上にベテランの色気とオーラが伝わってくるようです。
その他眼を見張るのがヒトラー役で有名なブルーノ・ガンツとフロスト役で有名な
フランク・ランジェラの2ショットシーン。
爺さん二人のシーンなのになんであんなに綺麗でわくわくするんでしょうね。
あの二枚舌的なやり取りをもっと見たかったです。

物語も良いです。
事故で記憶が断片的になり、着の身着のままでホテルに戻るとそこには同姓同名、
それどころか自分の妻と仲睦まじくしている男の姿。妻までも自分を知らないと言う。
では、自分のこの記憶はなんなのか。
失意の果てに病院に戻った彼だが何者かの襲撃を受けたことで彼を取り巻く陰謀に
立ち向かうことを決意する…。

後半まで緊張感を持続してくれたのが良いですね。

一応謎を引っ張るのも大事な要素なので物語から与えられる素材は少なめにしている
のですが、リーアム・ニーソンのアクションなど、ところどころ現れる山場のお陰で
退屈はしない映画です。

後半、物語を構築する素材が集まってくるのですが、主人公側や『陰謀側キャラ』達の
動機がちょっと足りていない気もしますが…案外続編なども意識しているのかも…。
ただ、このラストからつながるキャラクター性だと『96時間』との約分けが難しそうですね。

良作です。
尺も長くないので特に物語の謎は考えず、綺麗な映像とスピード感溢れる内容に
のめり込んでいって楽しみましょう。




もし続編があるなら…エド・ハリスを敵役で登場させて頂きたい…。




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