Category | SF映画・ロボット・宇宙
今夜も酔いどれ映画感は「https://cinema-graffiti.com/」へ移転しました。
![]() | GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray2枚組 (2015/02/25) アーロン・テイラー=ジョンソン、渡辺謙 他 商品詳細を見る |
★★★★☆
1999年、日本。原子力発電所で働くジョーは、突如として発生した異様な振動に
危険を感じて運転停止を決意。だが、振動は激しさを増して発電所は崩壊し、
一緒に働いていた妻サンドラを亡くしてしまう。それから15年後、アメリカ軍爆発物
処理班の隊員である、ジョーの息子フォードは、日本で暮らす父を訪ねる。
原発崩壊事故の原因を調べようと侵入禁止区域に足を踏み入れた二人は、
そこで思いも寄らぬ光景を目にする。
アーロン・テイラー=ジョンソン(『キック・アス』、『幻影師アイゼンハイム』など)
渡辺 謙(『インセプション』、『ダレン・シャン』など)
ジュリエット・ビノシュ(『ワールド・ウォーZ』、トータル・リコール『』など)
大怪獣映画。
文句の付けようなど数えきれないほどでしょう。
でも怪獣映画としての賞賛部分は星の数ほど。
ゴジラを題材にこれだけの作品を作ってくれたことが何より本当に嬉しい。
小学校当時、激烈な田舎である島根県での映画観賞というのは本当に
特別なエンターテイメントであり夢のような時間でした。
その中でもゴジラ映画観賞なんていうのはアミューズメントパークに行くのと
同じくらいの興奮なわけです。この当時はしかも他の人気アニメとの
二本立て上映なんていうのもザラでしたのでなおのこと。
『頑張れゴジラ!』
20年の時を超えてそう叫べるような映画でした。
人間ドラマ多し。
物語の大半は人間ドラマとなっていますのでゴジラバンザイで頭が
いっぱいの場合はダレ場が多いと感じてしまうかもしれませんね。
主人公クラスの人物としてスポットを当てたいキャラは複数いるのですが、
尺の都合なのかアーロン・テイラー演じる爆発物処理班が中核となっています。
彼は正義感が強く、奥さんも、小さなお子さんも好き、ついでにオヤジも
オカンも大事にするタイプ、ほんでもって自己犠牲の精神も高いという
完全なる英雄タイプですので、どんなにダレ場があったとしても、
半ば強制的に彼を応援してしまうため退屈感は減るかと思います。
ここに絞ったせいで、その他のキャラの設定や背景が薄味になって
しまったのは少し残念と言えます。
渡辺謙演じる芹沢博士についても、本来とても重厚感のある役どころ
なのでしょうが、彼が背負うドラマの描写が少なく、ただ表情だけが
重たいおじさんになってしまっていました。
今作では大怪獣を前に無力さ満載の人類ですが、作戦シーンや各チームの
活躍については非常にかっこいい。電磁パルス攻撃によりすべての電子機器
をクラッシュさせてしまう的に対しての対抗策として、蒸気機関車を用いた移動や、
高高度からの生身の降下作戦などは非常に胸が踊ります。
どう考えても浅はかなシーンもあるのですが脳が考えることを拒否しました。
ただ原爆の描き方はちょっと…今作の原爆の悲劇的な部分を『広島か…』の
一言に集約してしまうのはいただけませんです。
ラストの爆発も必要だったのかどうか。。
怪獣万歳。
ゴジラの造形については特にいうことはありません。
平成ゴジラをめっちゃごっつくしたような感じでしたのでとても好きな形です。
今回、完全に前情報をシャットアウトして今作に挑んだわけですが、
なにより「敵」の存在にびっくりしました。敵、いたんだねーって感じ。
とってもギャオスっぽいのですが昆虫のようとも言えます。
飛行能力、電磁パルス能力、凶暴性、同族愛など、敵のほうがいろいろ設定が
あるんじゃないのというぐらい丁寧な描写が含まれていました。
バトルシーンついては特に文句なしです。
スピード感より圧倒的な重厚感がありましたし、きぐるみには出せないような
動作や表情の変化が映し出されています。
その他とにかく迫力満点のシーンが満載で「怪獣映画」としては本当
文句なく、お腹いっぱいになるまで楽しませていただきました。
今作では語られなかった部分や見せきれなかった部分はなんとか
続編でみせてほしいなぁ。
ゴジラファンはなにを言われずとも見るかと思いますが、SF、アクション、
パニック、アメコミ映画などの類が好きな人にも持って来いの作品かと思います。
地震、原発事故、大津波と日本にとっては痛いシーンも多いのでその辺りだけは注意かと。
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![]() | トランセンデンス [Blu-ray] (2014/12/02) ジョニー・デップ、モーガン・フリーマン 他 商品詳細を見る |
★★★☆☆
死すべき運命だった科学者ウィル。しかしその意識は、死の間際に妻エヴリンに
とってスーパーコンピュータへとインストールされた。
意識だけの存在になったウィルは、オンラインにつながる軍事機密、金融、政治
から個人情報まで、世界中のあらゆる情報を手に入れ、究極的な進化を遂げる。
そしてナノテクノロジーを駆使し、現実の世界にまで及んだ彼の力は、遂に生命までもコントロールし始めた。
常人を遥かに超える力で増殖し、拡散し、支配するウィルに「彼は私の愛した人だったの?」と
信じる心が揺らぎ始めるエヴリン。まるで神のごとき力を手にし、変わり果てた男に世界は恐怖を感じ、
密かに抹殺計画が進行し始める。そしてエヴリンにも選択の時が・・・
ジョニー・デップ、レベッカ・ホール、モーガン・フリーマン、キリアン・マーフィーらが
出演するSFサスペンス?
導入部はよし。
序盤はジョニー・デップ演じるウィルやその周辺のキャラが自己紹介
程度に登場、「AIってまじすごいんだぜ」の講演の直後、「AIとかほんま危ないねんて」
を掲げるテロリストの銃撃にあったことで後にウィルは命を落とします。
ウィルの意識を継ごうとする妻エブリンは執念でウィルの意識のプログラム化に成功。
彼の意識をインターネットにアップロードしたことでAIウィルは絶大な力を手に入れます。
一方、このことに大きな危機感を感じる米軍とFBIはテロリストと共謀し、
AIウィルの破壊工作に乗り出します。果たして結末は。。
ところどころ熱くところどころ安い。
どうしてだろう。演技も設定も悪くないのに「カネがかかったB級映画」と感じるのは。
そう感じるのはやっぱり壮大な設定にもかかわらず重要な部分が見せ切れていない
ところではないでしょうか。
・地球ないし全世界的な規模での話のはずなのにそうした盛り上がりがない点。
・ナノマシンの脅威の描き方がチンケにターミネーター化した人類だったこと。
・これまたチンケなテロリストと共謀する米軍がダサいこと。
・哲学や愛情を感じさせる設定がありつつも作中でそれを表現しきれていないところ。
などなど。残念なポイントは多いかと思います。
ただし、大作として楽しむのではなく、こういうものとして楽しむには
良いかと思います。映像自体にはお金もかかっていますし音楽も良い。
個人的にはインターネットに関わる仕事をしているので余計に技術的な
ことや増殖するAIの怖さというのも自分の中で考えながら楽しむことが出来ました。
あとナノマシンが登場する映画ってワクワク出来て好きです。
なおかつ、実際の登場頻度は少ないものの大好きなジョニー・デップの映画ですし。。
と、いうことで思ったよりも格段に深みがない映画ですがコンパクトにSF表現を
堪能するにはいいのではないでしょうか。
120分もあるのにスケールがついてきていないので楽しむべき点が
少なかった人の評価は低いものになるでしょう。
![]() | ゼロ・グラビティ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray] (2014/04/23) サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー 他 商品詳細を見る |
★★★★☆
宇宙の 暗闇を 生き抜け
君は生きて帰れ。“必ず生還する"と誓うんだ――。
地表から60 万メートル上空。すべてが完璧な世界。そこで、誰もが予測しなかった突発事故が発生。
スペース・シャトルは大破し、船外でミッション遂行中のメディカル・エンジニアのライアン・ストーン博士
(サンドラ・ブロック)と、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)は、
宇宙の無重力空間=ゼロ・グラビティに突如放り出されてしまう。
漆黒の闇で二人をつなぐのは、たった一本のロープのみ。他の乗組員は全員死亡。
NASA との交信も断たれ、残った酸素はあとわずか。
次々と襲いかかる危機を突破し、果たして地球に無事生還することができるのか…!?
サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニー主演のSF大作です。
なぜゼロをつけたし。
原題はGRAVITY(重力)、邦題はなぜかゼロ・グラビティ(無重力)。
頑張って宇宙にいくよ!ウフフ!みたいな作品でもないのに反意語をタイトルに
つけてしまうその軽さが全くもって意味がわからない。
Bクラスの映画でさえたまによく考えたなぁという邦題もあるのにこれはひどい。
文字通り映画の「重み」が全く違うものになってしまうのではないでしょうか。
ただ、マーケティングの面で考えると…一概に否定もできませんね。
さて、そんなタイトルだけでもお話出来ちゃうこの作品、実にすごい。
90分ほどの尺にありながらもその中身の濃さには驚かされます。
役者が大勢出てきて宇宙の脅威に立ち向かう「パニック」作品は数多いですが、
作品の殆どをサンドラ・ブロック一人で演じていることから更に宇宙空間の恐ろしさや
孤独さ、生きることへの想いが伝わってきます。
SFヒューマンサスペンス、とされているのにも納得ですね。
ドラマ性はネタバレにもなってしまうので詳しいお話はさけておきます。
超映像美。
宇宙をここまで美しく孤独に。そして地球を儚く尊いものに描いた作品が
他にあっただろうかというものすごい映像が展開されます。
大スクリーンで見れないという人もちょっと大きめのテレビでBDを見ましょう。
できればチャンネル数の多いヘッドホンの装着もお勧めです。
音も含めての数々の演出に引き込まれることまちがいなしです。
映画ファンであれば「これどうやって撮ってんのよ」とか「どこまでがCGなんだよ」
みたいな興奮も数えきれないほど感じると思います。
作品のテーマやメイキングも掘り下げたい作品ですね。
中心となる演者さんの評価もすごいですよね。
さすがにふたりともオスカー俳優です。
それに加え、映画冒頭でジョージ・クルーニーが軽快なトークを繰り広げていた
NASAの管制官はなんとエド・ハリス。超大好きな俳優さんなのでもしやとは思いましたが
この配役にも萌えました。言わずもがな彼は「アポロ13」の管制官です。
プライベートが充実(?)しているジョージ・クルーニーの本作での
軽快さは違った意味で笑ってしまいますね。
ゴールデンウィークが終わっても強く生きていこう。
そう感じさせる一作でした。
![]() | LOOPER/ルーパー [Blu-ray] (2013/07/10) ブルース・ウィリス、ジョセフ・ゴードン=レヴィット 他 商品詳細を見る |
★★★☆☆
舞台は2044年のカンザス州、ジョーは未来の犯罪組織の依頼で過去に
タイム・トラベルしてくる標的を処理する殺し屋、通称「ルーパー」だ。
しかしある依頼で処理することになったのは、30年後の未来からやってきた
自分自身だった。未来の自分を殺せずに取り逃がしてしまったジョーは、
彼が標的にしている相手が30年後に未来の犯罪王「レインメーカー」となる
幼い子供であることを知る。
ジョゼフ・ゴードン=レヴィット(『ダークナイト ライジング』、『50/50』など)
ブルース・ウィリス(『エクスペンダブルズ2』、『RED/レッド』など)
エミリー・ブラント(『アジャストメント』、『ガリバー旅行記』など)
ポール・ダノ(『カウボーイ & エイリアン』、『ナイト&デイ』など)
うーん。
タイムリープ系のSF作品ですね。
珍しい感じのコンビだなぁと思いながらレンタルリリースを
楽しみにしていました。
フタを開けると以外にシリアスな展開。
アクションや特殊映像ゴリゴリかと思ったのですが物語重視の映像が
展開されていました。人物描写もそこそ面白い。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットの特殊メイクがちょっと気持ち悪いですね。
設定上ブルース・ウィリスの青年期ということでかなり似せてきています。
でもさらに驚くのは細かい癖だとかをコピーしているところ。
会話シーンなどでは『あ、いますげーそれっぽい』と感じるシーンが多いです。
一方のブルースさんはエクスペンダブルズなどとは一線を引いたシリアスな
人物を演じていました。良く言えば哀愁がとてもありましたが悪く言えば
かなり年を取ったもんだなぁと感じさせられます。
映画の途中、ギャングの親分みたいな頃の回想シーンが入るのですが、あんな
感じの余裕打った悪役を他の映画で見てみたいです。
後半の物語、重要な役割で登場するシングルマザー役のエミリー・ブラントは
とっても上手な女優さんですねぇ。強くもあり葛藤にも揺れる複雑な表情を
見せてくれました。
全体的な世界観はやや中途半端かもしれません。
人物描写に哲学的な描写を盛り込みたいのならタイムリープみたいなややこしい
設定はいらないのではないかとも感じました。
純粋なSFアクションが見たい人にはちょっとややこしいですし
ダレてしまう場も多いかと。タイムパラドックスに気を使う点も多いのに
その上サイキックパワーみたいな設定も入ってくるのでちょっとやかましい。
結果、タイムマシンを利用した暗殺、タイムパラドックス、未来の自分と出会う、
愛情、超能力アクション、逃亡劇などのおもしろ要素に脚本が負けてしまった
作品だと私は認識しています。
とはいえよその評価は高かったりしますしファンの多い俳優の共演です。
見て大損することはないと思うので気になる際は手にとってみましょう。
![]() | トータル・リコール (ディレクターズ・カット)ブルーレイ&DVDセット(初回生産限定) [Blu-ray] (2013/01/09) コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセール 他 商品詳細を見る |
★★★☆☆
21世紀末、地球は富裕層が暮らす“ブリテン連邦(UFB)”と、その支配下にある
“コロニー”に暮らす人びとに別れていた。働き詰めの日々に疲れたコロニーの住民
ダグラス・クエイドは、自分の望む記憶を上書きしてくれるというリコール社の人工記憶
センターを訪れる。しかし、そこで諜報員に記憶を書き換えようとした時、ダグは警官たちに
襲われ、愛する妻にも命を狙われるようになる。実はダグは労働者の記憶を上書きされたUFBの
腕利き諜報員だったのだ…。
コリン・ファレル(『モンスター上司』、『プライド&グローリー』など)
ケイト・ベッキンセール(『ホワイトアウト』、『アンダーワールドシリーズなど)
ブライアン・クランストン(『コンテイジョン』、『リトル・ミス・サンシャイン』など)
ジェシカ・ビール(『ニューイヤーズ・イブ』、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』など)
ビル・ナイ(『タイタンの逆襲』、『ワルキューレ』など)
本当繊細に、小奇麗に、目新しくまとまってはいたけれどなんだか
味の濃さやインパクトっていうのがいまいち減っていたリメイク作品ですね。
うーん、でもこれはこれでありなんですよね。でもトータル・リコールの名前が
必要であったかどうかはわからない。内容も「ペイチェック」とか「マイノリティ・リポート」
とかあのへんの匂いが結構してました。
SF要素やチープな演出を楽しむ映画というよりは、純粋にアクションを楽しむ
映画となっていますね。まるでジェットコースターやアトラクションを楽しんで
いるかのように怒涛のアクションシーンの連続です。
「いやいや、絶対死ぬし。」みたいなシーンが次々と登場してきますね。
もうちょっと時代背景の描写やストーリーの深みも欲しかったんですが
ケイト・ベッキンセール姐さん扮する例の鬼嫁の猛追が激しい&しつこすぎて
それどころではなかったですよね。
映画を見ているこっちが主人公共々「ひぃ!またキターー!!」ってなります。
強靭な体で執拗に主人公らを追いかける姿は女ターミネーターを思い出します。
ジェシカ・ビール扮するヒロインを揶揄した際のヒロイン側のセリフ
「あのビッチ、絶対殺す」はなかなか衝撃でしたが気持ちはわかります。
とはいえ男としてはあんな美人二人に取り合いされたら本望ですね。ちがうか。
また、旧作との大きな違いとして、舞台や設定から「火星」「エイリアン」
「ミュータント」などの設定を大きく省いた内容となっており、いい表現で
正統派、悪い表現で味の少ない世界観となっていましたね。
よりリアリティでシリアスな表現が好きならこちらもおすすめと言えます。
なにはともあれ迫力のあるSF映像表現は素直に楽しめます。
特権地区ブリテン連邦周辺都市の機能性やデザインはとても楽しみやすいですね。
しかし、ここまでの技術力があるなら変に労働コロニーの人民を抑圧することなく
生産的な地球の復旧も進められそうな気もしますが…そこが独裁者たる所以でしょうか。
「記憶をどうにかしてしまった敏腕スパイが…」という今でこそ王道極まりない
設定の作品ですが、過去の自分からの情報を得ながら命がけで真実を追い求める
姿はかっこいいですね。
私も夜中にふと思い出して「う、うわぁぁっぁぁあああ!!!」となるあんな
記憶やこんな記憶をリコール社になんやかんやして欲しいです。
![]() | スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン (初回生産限定) [Blu-ray] (2012/11/21) デイヴィッド・マトランガ、ルーシー・クリスチャン 他 商品詳細を見る |
★★★☆☆
小惑星上にある連邦軍基地がバグに襲撃された。超能力戦略担当大臣ジェンキンスは、
イバネス艦長の許可を得ず、戦艦J・W・A号で脱出。イパネスは強襲艦アレジア号でK-12
部隊のわずかな生存者と共に脱出する。そんなイパネスのもとに、リコ将軍から、消息を
絶ったJ・W・A号探索の指令が下る。発見されたJ・W・A号に乗り込んだK-12部隊のメンバーたちは、
機能停止した船内でクルーとバグの死体を見つける…。
どう気持ちを乗らせるかがミソ。
人気シリーズの最新作ということで期待した人も多いでしょう。
それと同じく、ジャケ狩りでがっかりした人も多いのではないでしょうか。
私というものも事前情報なくレンタルしてしまったので最初は少々
がっかりしてしまいました。
と、いうのも、本作はフルCG作品。実写映像は全く登場しないのです。
まるでPS3のゲーム画面をずっと見ているような感覚、これに慣れて
いないものからしたらアニメにしか思えません。
しかしながらこの「インベンション」は本筋シリーズへの愛着がたくさん
感じられる作りとなっていました。
キャラクターや各所の演出などにもそれを感じられましたし、SFをテーマとした
CGアニメーションとしてもかなりハイレベルな映像が表現されています。
全体的にちょっと真面目すぎるかなぁと感じることが多かったのですが
2作目、3作目とチープになってきていたこのシリーズに対して、新鮮な
起爆剤ともなりうるバランスだったのかなとも感じました。
ガンアクションや体術、戦闘用マシーンや各種装飾品などにはかなり
こだわって作られており、アニメにおける機械の表現などは見応えがあります。
基本的に宇宙、それも広大な宇宙船の中で様々なアクションシーンが
映しだされているのでやや単調に感じることもあるかもしれませんが、
凶悪な戦闘力と数を誇るバグやソルジャーたちの戦いは迫力があり、かなりの
比重を置かれた人間ドラマについても結構のめり込まされます。
「SFアニメ作品」と割りきって見ることさえ出来れば、十分なレベルの
作品なので、気持ちを乗らせるかどうかが本当にミソになります。
バイオハザードのCG作品が楽しめるタイプの方であれば大丈夫かなと。
アニメという手法だからできるダイナミックな映像表現はたくさんありますので
毛嫌いせずに楽しみたいところでもありますね。
続編を匂わせる感じの終わらせ方でしたが、個人的にぜひ次回は
実写作品の方でも頑張っていただきたいとおもいます。
![]() | 遊星からの物体X ファーストコンタクト [Blu-ray] (2013/01/09) メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョエル・エドガートン 他 商品詳細を見る |
★★★☆☆
1982年、コロンビア大学の考古学生物学者のケイトは、急遽、南極のノルウェー観測隊の
基地へ調査に飛ぶ。氷塊に閉じ込められた謎の生命体を調べるためだ。しかし “それ”は、
10万年の時を超えて生き返り、隊員たちを次々に襲って同化していく。いったい誰が人間で、
誰が“それ”なのか。疑心暗鬼の中でケイトは生き残る道を探るが、すでに隊員の多くが
“怪物化”していたのだった…。
『リンカーン/秘密の書』や『ダイ・ハード4.0』メアリー・エリザベス・ウィンステッド
の他、『デビルクエスト』、『ザ・バンク 堕ちた巨像』のウルリク・トムセン、
『ガフールの伝説』、『スモーキン・エース』のジョエル・エドガートンらが
活躍する『遊星からの物体X(1982)』のリメイク作品(前日譚)。
ウニョウニョキシャーーーー!!
さてさて、もはや伝説化してしまっているジョン・カーペンター作の同名作品の
リメイク(前日譚)となる本作、大きな期待を抱えてご覧になられた方も多いでしょう。
まぁ実際は82年の遊星からの物体Xもリメイク作品なんですけどね。
さて、内容としましては結構置きに行った感じのモンスター映画になっていた印象。
82年版の「物体」がどちらかと言うと心理戦や擬態の恐怖を描いたものであった
反面、今作の「物体」はまさに凶暴、傍若無人な振る舞いで大暴れしてきます。
こうなると銃撃戦や火炎放射器でてんやわんやになるのが当たり前ですね。
確かにCGや特殊メイク、造形物の技術は格段に上がっていますがここまで
普通に大暴れしてしまうと「エイリアンシリーズ」を始めとするSFモンスター
ものとの区別が難しいような気もします。
南極基地の閉塞感や外界との疎外感、そして圧倒的な空気の冷たさが本作では
随分減ってしまった印象でした。
イマイチ絶望感みたいなものがなく、主人公らの振る舞いも思慮が足らないような印象。
ついでにいうと意外と登場キャラが多いのでキャラが立っていない人については
もう誰がなんだかよくわからなくなりますね。
とはいえ。
82年版をオマージュしたシーンとか設定については数多く存在してましたので
それなりのファンサービスを感じることができます。
また、逆に「普通のエイリアン映画」として観ることができたなら、それは
それで十分に楽しめる演出や映像が詰まっている作品かと思いました。
モンスターの造形についても多くはとてもおぞましいまさに異形の物体。
甲殻類っぽいのか、昆虫型なのか、はたまた爬虫類っぽいのか…寄生型という
本来の形を持たない恐ろしさがあふれていましたね。
人間と同化途中の「物体」については笑えるぐらい気持ち悪いです。
それが圧倒的な獰猛さで襲い掛かってくる恐怖というのは感じられました。
が。
ラスト周辺で登場したあいつ。あいつだけは許さない。
胴体に人間の顔がくっついた二足歩行型の昆虫みたいなあれ。
非常に滑稽で馬鹿馬鹿しい。CGに変に頼るとああいった無様なデザインが
生まれるのでしょう。あのせいで随分質感が下がってしまった感じです。
最後にヒロインがとった行動もについてはいい感じに疑心暗鬼が表現された
シーンだったと思います。
エンドロールのヘリコプターシーンは誰もが予想できるシーンでしたね。
ということで、本作の見方としてはカーペンター版作品のファン目線では
なく、純粋にモンスター・パニック映画として楽しめれば○かと思います。
あくまで前日譚なので「あぁ、こういう大事件から82年版に繋がったんだなぁ」
と広い心で受け止めてあげる事が大切です。
![]() | プロメテウス 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー (初回生産限定) [Blu-ray] (2013/01/09) ノオミ・ラパス、マイケル・ファスベンダー 他 商品詳細を見る |
★★★☆☆
「人類はどこから来たのか?」人類が長年にわたり追い続ける、人類史上もっとも
深遠でかつ根源的な謎。2089年、地球上の古代遺跡からその答えを導き出す重大な
ヒントを発見した科学者チームは、宇宙船プロメテウス号に乗り込んである惑星へと向かう。
2093年、惑星にたどり着いた彼らは、人類のあらゆる文明や常識を完全に覆す世界を目の
当たりにする事に。人類誕生の真実を知ろうと調査に没頭する中、思いもよらない事態が起きる。
ノオミ・ラパス(『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』、『ドラゴン・タトゥーの女』)
マイケル・ファスベンダー(『X-MEN:1stgene』、『イングロリアス・バスターズ』など)
ガイ・ピアース(『ザ・ロード』、『ハート・ロッカー』など)
イドリス・エルバ(『マイティ・ソー』、『テイカーズ』など)
シャーリーズ・セロン(『スノーホワイト』、『ハンコック』など)
なんというエイリアン・ゼロ。
いやぁ失敗した。本当失敗。
要するにエイリアンシリーズの前日譚だったのですね。純粋な神秘な宇宙SFもの
かと思ってました。そうやって見てしまうと本当に駄作です。
冒頭、かなり不思議なシーンで始まるこの映画。
映像の迫力や美しさは圧倒的なのでかなり引き込まれるものがありました。
遠い遠い宇宙のこの出来事が人類にどんな影響をあたえるのか、このシーンが
どのような伏線となって回収されるのか。
結局されない。謎のまま。
とある大企業の調査チームが人工冬眠を行いながらたどり着いたのは地球からは
天文学的な距離を離れた謎の星。到着したのもつかの間、あっという間に巨大な
建造物を見つけ調査を始めることに。このへんからやや危ないかなと思い始めました。
そして調査を進めるとこの星に人型の生命体が創りだした高度な文明があった
事実に突き当たります。なんかもうかなり省エネ設計ですね。
展開がだんだんと怪しくなっていく中ですが、メカニックデザインや機械一つ
一つの能力は夢いっぱいで見ていて楽しいです。SFの醍醐味というのは感じられます。
中盤以降、だんだんとこの星に潜む脅威に巻き込まれていく調査チーム、そして
流動的に展開していく人間ドラマが進んでいきます。
が、全てが流動的過ぎて意味がわかりません。
このシーン自体になんの意味があるのか、キャラクター設定やキャラクターの
行動動機もほとんど意味が分からない中時間だけが過ぎていきます。
クライマックスあたりはまさに不親切の極み。ゲスの極み!
てんやわんやと迫力満点ダイナミックな映像が映し出されるのですが
やってることが本当に意味がわからない。乗組員も勝手に盛り上がってるし
見ているこっちはついていけません。
「実はここは彼らの星ではなく、軍事研究場だったんだよ!」
「な、なんだってーーー!?」
だからなんだ。アフォですか。
行動一つとってみても遥か彼方宇宙の果てまでたどり着いた人類とは思えない
くらいの迂闊っぷりを見せてくれますね。
ラスト周辺は宇宙生命体同士の喧嘩が始まったりヒロインが何かを悟ったり、
船長が血迷ってセイヤー、ドッカーンしたりと好き勝手やってくれます。
で、本当に最後の最後にこの映画がエイリアンシリーズだとわかることができました。
これはファンでもきつい内容のような気がします。
私のエイリアンシリーズに対する愛が足りないだけかもしれません。
でも映画としては本当に納得も満足もできない作品でした。
神秘性や謎解き要素を全面に出さないのならば素直にエイリアン大暴れ映画に
してしまえばよかったのではないでしょうか。
![]() | メン・イン・ブラック3 blu-ray & DVD (2012/10/26) ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ 他 商品詳細を見る |
★★★★☆
月面のルナマックス銀河系刑務所から、凶悪S犯のアニマル・ボリスが脱獄し、
地球に逃亡した。超極秘機関“MIB”のエージェント“J”と“K”は、ボリスが
関係する犯罪の捜査を始める。しかしある日、出勤した“J”は、相棒の“K”が4
0年前に死んでいると聞く。どうやら、ボリスは40年前に自分を逮捕した“K”を恨み、
過去に遡って“K”を殺してしまったらしいのだ。“J”は40年前にタイムスリップし、
若き日の“K”とボリスの阻止に乗り出す。
ウィル・スミス(『ハンコック』、『アイ・アム・レジェンド』など)
トミー・リー・ジョーンズ(『キャプテン・アメリカ』、『告発のとき』など)
ジョシュ・ブローリン(『トゥルー・グリット』、『アメリカン・ギャングスター』など)
エマ・トンプソン(『アイ・アム・レジェンド』、『ハリポタシリーズ』など)
人気シリーズの続編です。
冒頭からの煽りがいいですね。
どかどかと煽ってくるのではなく、じわじわとテンションを押し上げて
くれるのが非常に心地よい。
ただ、悔しいのはトミー・リー・ジョーンズの存在感。
今回はストーリーの性質上、どうしても彼の登場が少ない。
数少ない登場シーンでも演技が控えめなのでトミー・リー・ジョーンズ
ファンにとってはやや厳しい映像かもしれません。
身体悪そうな感じやインタビューでの歯切れの悪さは身体の状態に
よるものなのか、キャラクターなのか、そのへんが心配です。
まだ66歳、これからもドンドン活躍して欲しい俳優さんですよね。
おまけ程度にKの恋愛事情なども登場しましたが…本当におまけ程度です。
一方、ウィル・スミスの活躍はまさに独壇場といったところ。
ストーリー重視な本作の中でも、彼のキャラクターやJのキャラクターを
活かした内容は非常に満足でした。
小ネタに尽きる。
シリーズファン向けの小ネタも多いですね。
ニューラライザーを始めとするお馴染みの機械をとりあげたネタが多く、
この辺りはシリーズのファンなら微笑んでしまうことでしょう。
「過去にタイムスリップする」話の中で、機械の成り立ちやジェネレーション
ギャップを面白おかしく取り扱ってくれています。
過去に地球を救った「アークネット」をめぐる展開も非常に面白いです。
その他、毎度おなじみのキャラクター同士の掛け合いも楽しく、演者
さんの楽しんでやってる感も伝わってきますよね。
ただ、本作は宇宙人ネタはやや控えめ、宇宙人特有の「何か」をネタにした
笑いや会話がちょっと少なく、宇宙人自体の活躍も少ないのでそこだけ
少し物足りない感じがしました。
時代背景の笑いはちょっと楽しいですね。
ヒッピーや月ロケット発射、人種差別などを取り上げたネタや、アンディー・
ウォーホルといった超有名文化人を茶化した場面などはなかなかのものです。
野球ネタもなんだか楽しそうでしたが好きな人しかわからないでしょうね。
さて、過去と未来をめぐるストーリーというのはどうしてもご都合主義で
突っ込みどころが多かったりしそうなものですが、今作は元がSFモノという
だけあって、その辺りの不自然さは他に良い感じに埋もれていましたね。
むしろこの映画のファンにそういった突っ込みを飛ばすひとはほとんど
居ないような気もします。
過去のKを演じたジョシュ・ブローリンは素直にすごかったです。
表情なんかも上手ですし声も似ているところがさらに驚き(吹き替えは同じひと)。
奥さんなんかは「これボディダブルってやつ?」と勘違いしていました。
さて、映像も、キャラクターも、伏線回収も楽しく、あっという間に
終わってしまう108分でした。
予算が減ったのかなと思いきやコレまでの最高額だったんですね。
もし次回作があるならもっと敵キャラクターや宇宙人を取り扱った
作品にしてほしいな~。
個人的には満足の「3」でした。
![]() | バトルシップ Blu-ray & DVD (デジタルコピー付) (2012/09/05) テイラー・キッチュ、浅野忠信 他 商品詳細を見る |
★★★★☆
アメリカをはじめとする世界各国の護衛艦が集結して大規模な軍事演習が
行われるハワイで、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。それは、
地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。
しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と
未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛かけてくる。その戦いの最前線に
立たされたのは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパーと、
彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタだった。
果たして彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるだろうか!?
テイラー・キッチュ(『ジョン・カーター』、『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』など)
浅野忠信(『マイティー・ソー』、『モンゴル』など)
ブルックリン・デッカー(『ウソツキは結婚のはじまり』など)
リアーナ(『チアーズ3』など)
アレクサンダー・スカルスガルド(『ロシアン・ルーレット』、『ズーランダー』など)
リーアム・ニーソン(『アンノウン』、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』など)
いやぁ、熱い、熱いよ!太平洋!
細かい突っ込みどころは本当もうどうでもいい。
序盤映し出されるサッカーの試合で自衛隊チームが着ているユニフォームが
思いっきり旭日旗デザインなのもどうでもいいのだ。
兎にも角にも欲しい物のほとんどがそこにある映画でした。僕お腹いっぱい。
ではストーリーだが、主人公アレックスはかなりの馬鹿野郎。
締りのない顔で停職にもつかずトラブルばかりの彼はある夜バーで
見かけた女性サマンサへのアプローチのために閉店後のコンビニに忍び込み、
警官隊によって捕まってしまいます。
これには兄で海軍将校でもあるストーンも激怒、そのままアレックスを
半ば無理やり海軍へと押し込みます。
と思ったのもつかの間、いきなり時間がたちアレックスは海軍の将校になっており、
その上海軍提督の娘でもあるサマンサとは結婚話が出ているほどの仲に。
あ、この映画やべぇかも、と思わせる展開でした。
が、問題なし。
程なくしてハワイで始まる合同演習。ここでかなり胸に来る映像が展開されます。
主にプッシュされているのが米国と日本なのですがさすが環太平洋合同演習だけ
あって迫力ある艦隊映像が映し出されます。
程なくして現れる謎の宇宙艦隊。ここで面白いのが彼らのうち1機は地球の衛星に
ぶつかり香港に墜落してしまうこと。これにより侵略者たちの行動が伺えるというもの。
他にも大胆な設定の影に繊細な部分も伺える作品でしたね。
中盤以降、後半はまさに熱いシーンの連続。
序盤からやり合っていたアレックスとナガタが互いを認め合うシーン。
サマンサがサポートする義足の元兵士が胸の奥に仕舞い込んでいた闘士を
再び目覚めさせるシーン。
そして、なんといっても退役軍人と老朽戦艦に再び命の炎が宿るシーン。
もうね、こんなのB級映画ですよ。非現実設定にご都合主義、効率不足な
メカニックデザインに時折盛り込まれるコメディタッチ。
でもそこがいい、たまんない。愛してる。
登場キャラクターも楽しめるのが嬉しいところ。
ジョン・カーターよりもなんだかキュートなテイラー・キッチュ、そして
我らが浅野忠信については文句のない準主役級の活躍。
目立ち過ぎないベテラン・リーアム・ニーソン、ミュージシャンのリアーナも
なかなかに気の強い女性を演じてくれていました。
敵キャラのデザインは人形ETがバトルスーツを着ている感じでなかなか新しい。
見た目は完全に「量産型アイアンマン」という感じです。
ハワイ、そしてミズーリなど、日米の歴史においてはけっして明るい部分だけ
ではないロケーションながら、全編通して日本優遇な感じは単純に嬉しいです。
あの国やあの国は沢山文句いいそうだけどね。
さて、「ロサンゼルス決戦」やなんかが好きな人は間違いなく楽しめます。
陸、海、次は空か?宇宙か?楽しみになってましたね。
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