Category | B級巨大生物映画
今夜も酔いどれ映画感は「https://cinema-graffiti.com/」へ移転しました。
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★★★★☆
シャークネードの猛威に襲われたロサンゼルスは、フィンとエイプリルの活躍に
よって平和を取り戻していた。有名人となった2人は、フィンの家族と会うために
ニューヨークへと旅立つ。しかし、彼らが乗り込んだ航空便に、突如乱気流が襲い掛かる。
突風と共に機体にぶち当たった物体は、獰猛なサメであった…。
フルスイングバカ映画。
前作『シャークネード』の本格続編。
前作ではフリーだった主人公も前作の大活躍により元嫁とヨリを戻しているようです。
そんな二人が向かうのはニューヨーク。
向かう飛行機の中、早速サメが登場。上空何メートルやねんと突っ込む
隙もなく巨大なサイクロンに巻き上げられたおびただしい数のサメが
旅客機に襲いかかります。
これがまた機体にぶつかってくるだけではなく、乗客に喰らいついて
来るほどの獰猛さ、こいつらサメを何だと思ってるんだろうか。
サメも巻き上げられてるだけのはずなのにある程度自分の意志で
飛び回ってる感じがしますが気にするのはよしましょう。
機体に穴が空くほどの被害を負った旅客機はコントロールを失い、
あわや墜落というところでしたがこれまたフィンの大活躍により地上へ
降り立つことが出来ました。
その後再びヒーローとして祭り上げられるフィン。
本人の警告をよそに盛り上がる人々でしたが、サメを巻き上げながら
進む巨大な大災害はすでにニューヨークへ上陸しようとしていました。
序盤も大馬鹿だが後半は超絶ノリノリバカ。
案の定巨大な竜巻とともに登場するサメたち、ホオジロザメだけではなく
ハンマーヘッドシャークなんかも見ることが出来ました。
それらが上から降ってくるわ洪水と一緒に下からも泳いでくるわでもう大変。
場所が高層ビルで立てこもろうが関係なしに襲ってきます。バカすぎ。
それにノリノリで対抗しようとするフィンらご一行の武器はお手製爆弾や
バット、拳銃、そしてチェーンソーなどなど。今回は特にチェーンソーが大活躍していました。
絶対制作側がやりたかっただけだと思う。
冒頭の飛行機のシーンで腕を食いちぎられた嫁さんでしたが、なんと
この腕を改造して電気ノコギリをくっつけちゃうところはまさにノリノリ。
ついでに衣装までセクシーなボンテージ風になって登場してきます。
一方の主人公にも空飛ぶサメの背中に乗ってサメサーファーとして
大活躍するなど、数々の見せ場が用意されています。
この作品の素晴らしいところは「見てる人にここを突っ込まれるかなぁ」という
躊躇が一切ないところ。気持ちいいほどのバカな設定とご都合主義にあふれた
作品でありながらも、ファンを楽しませることには全力で考えている作品かと思います。
そんな、語るのは馬鹿らしいが見るのは楽しいこの一作。
サメ映画ファン、パニック映画ファン、そしてなによりもB級映画ファンに
もってこいのノリノリ作品でございました。
ぜひお楽しみいただきたいと思います。
なんと続編も出るらしいよ!やったぜ!
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★★★☆☆
ロサンゼルスの刑務所・第103房にて異常事態が発生。秘密裡で行われていた実験で
この施設に隠されていた恐竜が突如暴走をはじめ、施設内の人間が無惨にも喰いちぎられ犠牲となった。
更なる危険を察したM1司令部は、何体もの恐竜をエルクウッド拘置施設へ輸送させたが、
暴走は収まることなく、トラックを突き破り人間を次々と襲った末に、街へと解き放たれてしまう。
凶暴化した肉食恐竜を相手に、米軍部隊の応戦も虚しく、ロサンゼルスの街は地獄と化してしまうのだが・・・。
好みの問題かな。女の子のね。
いやぁとにかくいろんな子が登場します。
仕切り屋で意地の悪そうな女リーダーに気弱なヒロイン、
ラリった感じでぶっ飛んでるけどかわいいおねえちゃん。
屈強なボディにスキンヘッドのおっさん。あれ?
上記のあらすじでは全く書かれていませんが主に映る主人公グループは
普通の若いおねーさん達。軍の活躍よりもこちらが気になっておりました。
女の子同士が水着でヌルヌル相撲を楽しむというそれはもうノリノリの
パーティから始まり、主人公らはそのノリが過ぎて拘置所に勾留されてしまいます。
その拘置所ではなぜか恐竜が登場。
そしてなぜか超凶悪犯罪者と一緒にサバイバルに…という内容です。
あれ、ここだけ見るとなんだか楽しそう。
もとより恐竜が登場する映画なんて基本的に地雷ばかり。
なので大きな期待をすることもなく酔いどれた時間を過ごしました。
色気のあるシーンももうちょい多いのかと思いました。
安いCGなりに頑張ってはいましたし、小型の恐竜の獰猛さや
頭の良さそうな感じもちょこちょこ見ることが出来ました。
軍との戦闘シーン、爆破などもどこかの映画を真似た感じですが
まぁまぁの見応えです。
が、「ジュラシック・シティ」という題名にもかかわらず主な舞台が
拘置所(巨大な刑務所みたいな)ということもあり、どうしても見栄えがしません。
どこへ行っても似たような感じですし迫力に欠けてしまいます。
肝心の恐竜さんは野生であるわけもなく、よくある極秘実験で生まれた生物です。
いやぁ色んな生物兵器ものの映画がありますが基本的に軍が無駄に強く凶暴に
作った挙句、その後絶対に逃しちゃうんですよね。ご都合主義とはいえ軍いいかげんにしろよと。
まぁまず逃げないと話が始まらないわけですけと。。
途中、これ同じ設定をゾンビでやったほうがキャラも環境も映えるんじゃないかなと
思いましたがいかがでしょうか。
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★★★☆☆
お人好しの害虫駆除業者・アレックスは、虫に刺された腕を治療する為、
病院を訪れていた。そこで彼は遺体安置室に潜む毒グモの駆除を、
治療代を無しにする条件で引き受ける。警備員のホセの協力を得て、
安置室から通気口に潜入した彼は、異常に粘着力の強いクモの巣を発見、
更に奥に進んだ彼は病院の地下へとたどり着く。
そこで彼は妙にデカいクモを追い詰めるのだが、突然、「伏せて! 」の声とともに銃声が鳴り響く。
それは米陸軍、特殊部隊所属の美女・カーリーが放ったものだった。
しかし、そのクモは10キロはあると思われる下水道のフタを動かし、街へと消えていった。
今、未曾有のパニックが始まろうとしている・・・・・・。
バカパニック。
いいですね~。
こういうのをそこそこ予算や手間をかけて作ってくれるのは本当にありがたい。
日本でも専用チャンネルさえ契約すればB級映画専用チャンネルもあるんだろうか。
今回のメガ盛りは「蜘蛛」です。
多くの人からは好かれないであろうあのグロテスクで凶悪な
外見のクモが、キングコング並みに大きくなって大暴れしてくれます。
宇宙のDNAを組み合わせてゴニョゴニョした結果生まれたモンスターが
軍の施設から逃げ出して街に飛び出ちゃうというもの。
最初から巨大というわけではなく、サッカーボールサイズぐらいから徐々に
巨大になっていくので、その間に描写されるパニックシーンは様々ですね。
序盤で映しだされる病院のシーンでは、音もなく体の何処かに忍び寄り、
一撃必殺で人間を襲撃してきます。このへんはまだホラー色が残っていました。
中盤ではトラックぐらいの大きさになりますが素早さは健在、昼間の
公園で意味なく水着ではしゃいじゃう若者たちを「リア充爆発しろ」と
言わんばかりに蹴散らします。
後半ではなかなかダイナミックな展開、完全に手がつけられないサイズに
なったクモに大規模な攻撃作戦が開始されたり、ヒロインがクモに捕らえ
られてしまったりとてんやわんや。果たしてクモ退治の結末は?
終始コメディ。
主人公アレックスはなんだかうだつのあがらない感じですがそれなりに
楽しく生きていそうな害虫駆除業者です。
イケメンというわけでもなくマッスルボディというわけでもない彼が、
序盤で知り合ったメキシコ系(?)のちっちゃいおっさんホセと共に
巨大生物の駆除に乗り出していきます。
彼らのやりとりは常に軽く、物語から緊張感を奪っています。
しかーし、元からそんなものは必要ありません。
下手なCG技術にもかかわらず、変に真面目でどこに着陸するかわからない
ようなB級映画より、今作のように一定の水準で技術があり、なおかつ
見る人に退屈させないような展開をしてくれる作品が大好きです。
ラスト周辺はお約束通り。おまけにきっと作らないであろう続編の
匂いまで残していきます。
年明けのモンスターパニックとしては上々だったのではないでしょうか。
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★★★☆☆
アメリカ・ルイジアナ州の静かな町。
遺伝子操作した雷魚の卵が運送中のトラックで孵化し、ドライバーを喰い殺す
という事件が起きた。その瞬間、長年の呪いが目を覚まし、町に不穏な空気が流れ始める。
同じ頃、アシュレイ(アイラ・ケル)とクリス(デイヴ・ランドルフ)は友達数人とボートでバカンスを
楽しんでいたが、川で溺れかけていたハンターのブルータス(ジミー)と遭遇。
この沼地に巨大な殺人魚がいることを知らされたアシュレイたちは、その場を立ち去ろうと
するが一瞬の隙をついて仲間の一人が餌食になってしまう…。
果たしてこの殺人魚の正体はー。
なんだかレトロでパンキーなジャケットかつ入荷本数が一本という本作ですが
蓋を開けてみたら普通にSyFy作品でした。内容も普通なのでもうちょっと
入荷があっても良かったんじゃないかなぁと思いました。
今作品はちょっと面倒な人間ドラマや恋愛事情などは絡めつつ進行します。
場所がちょっと奥地的な沼が中心となり、若者のバカンスとしてはさほど
盛り上がるロケーションでは無いですね。
そんな中でもなかなかのセクシーダイナマイツなキャラが登場したり
馬鹿げなタフガイが登場したりと役者は揃えてきています。
当のヘビッシュさんなんですがライギョの体が伸びた風体。
序盤から割りと惜しまずに登場してくれます。
ただの薬品での進化モンスターとして描かれているのですが、なぜか
オカルト的な設定も邪魔してその正体が邪魔にわかりにくい印象でした。
沼に古くからある呪いや雷魚駆逐用の薬品、そしてキャラ設定など、
イマイチ回収されない伏線も多くなっていました。
もっとストレートに暴れて人間との激突を繰り返してくれたほうが良かったかも?
耳の遠いボケ気味な婆さんがノリよくマシンガンをぶっ放すシーンや、
軍隊が沼地を容赦なく空爆してくるシーンなど、盛り上がる要素があった
だけにすこし残念な脚本となりました。
ただ、空爆シーンで映しだされた戦闘機はあきらかに曲芸飛行の映像でした。
雷魚のビジュアルはまぁまぁでしたが細部にまではこだわれない作品でしたね。
お暇なB級映画ファンは普通に楽しめるかと思います。
さて、おそらく今回が年末最後の更新となりますでしょうか。
生活の忙しさと転職などが重なり、さらに更新頻度が落ち着いてしまいましたが
来年もゆったりまったりと映画ライフを楽しみたいと思います。
どうか皆様も良いお年を。
2015年が素晴らしい年になるようお祈り申し上げます。
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★★★☆☆
スプリング・シーズンを迎えたマンモス・マウンテンでスキー客が次々と失踪。
山に伝わる伝説の怪物、スカッカムの仕業なのか?惨劇は続き、ついに姿を現したモンスター。
それは雪の中を猛スピードで泳ぎ、地上の獲物に喰らいつく獰猛な人喰いザメ“スノー・シャーク”だった。
神出鬼没のハンターに襲われ、大パニックに陥るスキー場。保安官のアダムや海兵隊員のウェイドは
決死の戦いを挑むが、不死身の化物を倒す手段はない――。
なんだろう、また変わり種なサメさん映画です。
何が変わっているかというと一番は登場する場所でしょう。
今回の舞台はなんと雪山なのです。
もちろん登場するのも普通のサメではありません。
精霊だか山の守り神だかうんたらかんたらの設定です。
非常に獰猛で、なんの脈絡もなく冒頭から人間を襲いまくり。
それも一体ではなく複数で人間に襲いかかります。
それだけならなんとなく楽しめそうな設定なのですが、
今回の場合は「それ以外の」設定・脚本が悪いのかまったく
エキサイトしないB級映像が展開されていました。
不用意に水着のボインちゃんがたくさん登場し、大した意味もなく
食い散らかされていく様は非常に滑稽でした。
主人公クラスの人間も複数いてちょっと展開がちらつきましたね。
ゲレンデ全体の危機感は薄いながらも部分的には派手な映像も
用意されていました。
全体的には笑わせようとするまったりした場面のほうが多く、アクション性や
派手なCG映像が映し出されることがない非常にゆるいモンスター映画でした。
カメラや俳優の質は悪くないので暇つぶしにはなるでしょうね。
その他、ちょっぴりミステリアスな日本人女性が登場したりするんですが
この人が実は今回の物語のキーマンだったりします。
まぁ夏場の暑さを楽しむための雪山モンスター映画の一つとして、
なんとなく楽しむのならいいのではないでしょうか。
ガッツリ期待して借りると違った寒さになるでしょうね。
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★★☆☆☆
動物学者のトラヴィスの元に、大手建設企業からある調査依頼が舞い込んだ。
湖近くの建設現場で、大きな生き物に食いちぎられたような遺体が発見され、
次々と作業員が犠牲になっているというのだ。偶然撮影された映像には、全長6メートルを
優に超える謎の未確認生物が映っていた。早速、現地へと向かったトラヴィスだったが…。
ドルフ・ラングレン、スコット・アドキンスの共演で贈るモンスターアクションです。
が、全体的に盛り上がりに大いに欠ける作品でした。
舞台が中国で絵的にも地味な感じ。
モンスターものによくある「ノリ」みたいなものも少なかったですね。
主役二人は思想や活動の違いからか過去より敵対する関係で、
作品の各所でもいがみ合っております。
このへんのドラマ性はどうでもいいのですが、二人の傍らにいる
アジア美人はなかなかのものでした。
っていうかどうせこの二人を使うならめっちゃノリのいいコンビがモンスターと
派手に戦っちゃう内容のほうが楽しんで見れたのではないだろうか。
肝心のモンスターはトカゲのでかいやつって感じです。
あれだけの煽りで出てくるような大物ではないですね。
映画冒頭に映しだされた巨大な熊のほうが怖いのはもう致命的。
脚本、演出ともに疑問が残りますが、映像や映像効果については及第点かと。
じめじめした梅雨の時期に入りましたし暑さをぶっとばすような
爽快なB(バカ)級映画と出会いたいものです。
まぁ時間ないけどね~~~!!
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★★★☆☆
ある夜、ボートで釣りを楽しんでいた一行の竿に掛かったのは巨大なサメだった。
しかし恐怖のあまりサメを撃ち殺してしまった彼らを、復讐のため蘇ったサメが襲う―!!
それから数日後、人ごみで賑わうビーチが騒然とする。青白く光るサメが出現し、人々を襲ったのだ!
その惨劇が去った後に現場についた地元警察は、その話を信じようとはしなかった。
そこに偶然居合わせたエバと妹のシスリー、友達のブレイスは犠牲者の残したビデオカメラに
光るサメの証拠をつかむ。そこには光るサメの背びれが映っていたのだ。
しかし警察は彼らの証言を真に受けることはなく次々と犠牲者が増えるのだった…。
ゴーストと化したサメは、水がある場所はどこでも出現出来るのだった。
豪邸のプール、シャワールーム、水たまり…。
街の至る所に出現し、ひとを襲うサメに住民たちは為す術をなくす…。
ゾンビ映画と同じくマンネリしがちのサメ映画ですが、今回はなんと
サメの幽霊が主役とのこと。ワクワクしたサメ映画ファンも多いのではないでしょうか。
物語は、夜にフィッシングを楽しんでいた釣り人の獲物を横取りしたサメが
その釣り人にボウガンや手榴弾で惨殺されてしまうところからスタート。
その後、幽霊となって復活したサメが釣り人をリベンジマサカーするというオープニングでした。
いきなり釣り人が手榴弾持ってたりなんでまたサメが復活するのかという
ベタなツッコミは置いといてサクサク次に進みましょう。考えるだけ無駄です。
その後、物語の主人公となる若者一行が幽霊ザメの襲撃を受けたことから
物語が動き始めます。友人の敵討ちか、それとも大切な街を守るためか
立ち上がった彼らは、次々とヒントを得ながらサメの呪いを解くための
謎解きを行っていきます。
この間繰り広げられるのは無敵となった幽霊ザメの大活躍です。
時にはプールから、時にはお風呂から、さらにコーヒーカップなどという
もう何でもありの場所から飛び出て犠牲者を増やしていきます。
水があるところに具現化して現れるサメ。
ジョジョファンなら絶対に第五部後半のスクアーロVSナランチャを思い出した
ことでしょう。大きさは違えどもクラッシュの能力とそっくりでしたからね。
そんな自由で無敵なサメさんなのでたくさんのお食事シーンが用意されていました。
今回はサメが幽霊という設定なため、しっかりとしたCGや大きさ設定が必要
ないのでCGの粗さは最初から気になりませんね。
謎解き要素も用意されており、意味のあるシーンが多いイメージ。
なのでダレ場というダレ場は無かったように感じました。あくまで個人的な感想ですがね(笑)
クライマックスまでサメさんも元気で感心しました。
ラストは意外にいつもの感じ。
ナランチャ気分でボラーレ・ヴィーア(飛んでいきな)!って感じ?
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★★★☆☆
突如カリフォルニア・ビーチにサメの大群が現れ、人々を襲い始める。
さらに強大なハリケーンが発生し、サメを巻き込んだ状態でロスの都市部へ上陸。
街中を絶望の渦に飲み込んでいく。
ばかやろっ(笑)
わかります?愛のある「ばかやろっ(笑)」。
この(笑)が重要なんですよね。
後輩とかに不意に褒められちゃった時。
パートナーがとんでもなくお茶目な失敗をしてしまった時。
そして何よりこの上なくバカなテンションのB級映画を見た時などに
使う愛のある悪態です。
と、こんな与太話で始まってしまうレビューなので例により中身は
合ってないようなSyFyクオリティのB級パニック作品です。
ここ数年のサメ映画はどれだけデカくするのか路線から、どれだけ馬鹿な
設定で暴れさせるかの進化を遂げているような気がします。
頭が2つの「ダブルヘッド・ジョーズ」。
砂浜の地中を自在に動き回る「ビーチ・シャーク」。
下半身がタコでできている「シャークトパス」などなど、変わり種
のサメ映画が溢れています。
最近、『ゴーストシャーク』なるキワモノ映画も観たのでぜひご期待ください。
で、今回のシャークネードはというと、単純な話サメの群れを直撃した竜巻が
サメをそのまま空中へ吹き飛ばし、飛んだサメが都市に降り注ぐというもの。
そもそも飛ぶの?とか降ってくるだけだから勝手に死ぬじゃん?とかこの辞典で
突っ込んでしまう人は最後まで楽しむことは難しいでしょう。
よく考えたなというのは、サメに食べられちゃうお食事シーンのパターンが
それなりに多いのと、洪水を招く巨大なトルネードと一緒に上陸するお陰で
サメさんが元気リンリンだということ。
こんな高台にサメなんかいるわけないじゃんと舐めてかかる人間から
サメさんの餌食になってしまいます。
CGは荒いなりに迫力のある大災害、いやバカ災害を楽しむことができました。
その他、トルネードを小型の爆弾で消滅させようとしたり、ハンドガンや
チェーンソーで降り注ぐサメに対抗したりと、様々なバカシーンを見ることが
できますのでB級映画ファンならば結構楽しめるかと思います。
おまけ程度の人間ドラマも肴に添えて巨大な魚をお楽しみください。
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★★★☆☆
野生のアリゲーターが多く生息するルイジアナ州の湿地帯。
その近くに住む一家は、密かに化学物質を川に廃棄していた…。
そしてある日、ワニを捕獲しようとした男が、とんでもないモンスターに襲われる!!
それは巨大化し棘のあるしっぽを持った、新種のアリゲーターだった! 男は無残にも
アリゲーターに丸飲みされてしまい、居合わせた警察官が銃で応戦を試みるが…。
新種のアリゲーターは次々と出現し、容赦なく人間を襲う!
星多すぎたような気がするけどまぁいいワニ。
さて、冒頭はなんだかブルーハワイみたいないかにも化学薬品って感じの
液体をじゃぶじゃぶ沼に流している男と狩りを楽しむおっさん二人の談笑からスタート。
お、でけえ獲物だと手を突っ込んだところ自分自身が何者かの餌になってしまう
というお約束のオープニングから始まります。
主人公は久々に都会から帰郷したヒロイン・エイブリー。
露出は少なめですがなかなか健康的で可愛らしい女の子です。
歓迎ムードで迎えられる広いんですが街自体はヒロインの親父も含めて粗暴で
教養も少なそうな人間ばかり、ただひとつの救いは唯一お利口そうな彼(元カレ?)の存在。
しかし、ヒロインの一家と彼氏の一家はいつ殺し合いが始まってもおかしくない
というレベルの犬猿の仲なのです。
この設定いるのかなと思いながら見ていましたがこんなのはただの序の口でした。
この映画、とにかくトンデモ設定で展開してくれます。
まず、序盤で撒いていた化学物質、何をつくろうかとしているというと「旨い酒」。
確かにもろブルーハワイみたいな色合いだったがどこをどうなったらこうなるのか。
すでに大きな間違いを犯していることを認識するにはちょっと脳みそが足らなすぎ。
そして肝心なのはワニ。もちろん化学物質によって変異したタフな巨大ワニです。
やや荒いCGながらも凶悪さが伝わるデザインで、外皮は毒々しい赤がストライプされ、
しっぽには巨大な刺が複数存在しています。
しかもこの刺、高速で飛ばすこともでき、遠くの獲物も倒すことができる代物。
非常に攻撃性の高いニュータイプのワニさんですね。
舞台の沼がもともとワニが大量にいる沼だったこともあり、上記のモンスターワニは
惜しげも無くたくさん出てきます。子供も生まれまくってるので収拾がつきません。
まさにワニワニパニックなのであります。
その上、このワニに噛まれると…ほどなくしてワニになります。
傷口から徐々にワニ皮となり、最終的には全身がワニになって見た目もモロワニ。
更に面倒なのは一部のワニは人間だった頃の記憶がありそれなりにコミュニケーションも
とれてしまうというバカ展開。
こうなるともう冗談だらけのバカ映画となりますがこの思い切りは褒めたいです。
それなりにドラマも産んでくれましたしラストシーンのシュールっぷりも
ある意味ワニ映画ファンには必見と言えるでしょう。
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★★★☆☆
イタリア、ロシア、アジア各国を巻き込んだ悲鳴の連鎖反応! 恐怖のスーパー
マーケットから生還出来るのか! ?洪水に飲み込まれた一軒のスーパーマーケット。
密室状態の空間で、次々に襲いかかる巨大人喰いサメ! 殺人カニの大群! 高圧電線!
殺人鬼! 戦慄と恐怖の連続が見る者を恐怖のどん底に引きずり込む! !
ある種変わり種のサメ映画ですね。
ジャケットだけ見ると他にもカニやら殺人鬼がワラワラ出てくる!
的な表現で楽しそうなんですが基本的にはサメが主役。
冒頭、ヒロインティナと彼氏ジョシュ、そしてヒロインの兄貴がキャッキャしてるシーンで
始まるのですが、突如現れたサメにより幸せムードが一転、惨劇の始まりとなります。
が、そこで『おんどりゃー魚野郎が!兄貴の敵のタマとったるけぇのぉ!!』と
なるのではなく、しばらくの月日が経過します。
そして事件後、ジョシュは自責の念もあってかティナと別れ、スーパーの店員として
なんだか抜け殻のような生活を送っていましたがティナと再会します。
複雑な表情でモジモジするのもつかの間、同時に居合わせた強盗犯にティナが
人質に取られてしまします。
そして間髪入れずに発生する巨大地震!阿鼻叫喚の人々!
さらにやってきたのはこれまた巨大な津波!さぁパニックマーケットの始まりだ!
と、高めのテンションで始まったあとは結構人間ドラマが展開されます。
主人公とヒロイン、強盗(いいやつと悪いやつ)、複雑な親子、バカップルなど、
それぞれがそれなりの質感のドラマを進行していきます。
となるとどうしてもダレ場が多くなってしまいそうですが、結構
いい具合にサメさんのお食事シーン(グロ少なめ)が盛り込まれたり、
脱出しようとしたルートでカニの大群に襲われたりとなかなかのアトラクション。
私としてはサメ対策の手作りチェーンメイルで奮闘するところやバカップルの
本当に頭の悪そうなやりとりなんかが好きでした。
ありえないようなことを盛り込んで観客を楽しませようとしてくれるのは
この手の映画としてはとても嬉しいですね。
王道的な展開でありながらも、アトラクション映画として楽しむ分には
十分な内容だったかと思います。海洋映画としてのロケーションやダイナミックな
映像展開というのはないのですがサメ好きにもパニック好きにもそれなりに
おすすめできる内容だったかと思います。
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プロフィール
Author:shimaneman
飲みながら映画を楽しむブログ★
レビューやハリウッド俳優のイラストで埋めていきたいです。
映画好きのアナタをお待ちしています☆
コメント・トラバ大歓迎。
通りすがりの映画好き様の為のブログでございます。
評価について:
★:これはひどい
★★:まだ救いようはある
★★★:普通に楽しめる
★★★★:好き、興奮する
★★★★★:神、観ながら悦
(注:B級は「B級としての」評価を行っています)
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- アグモン:トライセンデンス (01/15)
- アグモン:ローン・サバイバー (01/15)
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- shimaneman:殺人魚獣 ヘビッシュ (01/09)
- 名無しの映画好き:殺人魚獣 ヘビッシュ (12/30)
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