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シンティラ・プロジェクト


シンティラ・プロジェクト [DVD]シンティラ・プロジェクト [DVD]
(2015/01/09)
ジョン・リンチ

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★★☆☆☆

エリート傭兵部隊が、地下実験施設で遭遇した、想像を絶する「存在」!
クリーチャーSFアクション衝撃の問題作! !
地下の人体実験室から生まれた、地球外生命体と人類を結合させた「存在」と、エリート傭兵部隊との息詰まる闘い! !
想像の域を超えた「存在」の驚愕のビジュアル・ショック! 衝撃のラストシーンは、人類終焉の幕開けとなるのか?

エコエコアザラクウソウソあらすじ。

内戦に荒れる旧ソ連にて、地下の研究施設への潜入を命じられる傭兵チーム。
彼らは暗く怪しげな地下施設で謎の襲撃を受けながらも奥へと進み、とある実験
スペースへとたどり着きます。

そこで出会ったのはモノは二人。姿形は人間に近いが、その顔にはクモのように複数の眼球が
存在し、そのどれもが黒く輝いている。彼らは隕石に付着していたDNAと人間との混血児だった。
男女一人ずつ存在する彼らは外観とは違い知能は幼児並み。
進行中の実験は混血児による出産。しかし結果、女の混血児はその途中息絶えてしまう。
その後、残された男の混血児はそれまでに見せなかった凶暴性と残虐性、そして特殊な能力により
人間を襲い始めた。果たして傭兵チームは再び地上に出ることができるのか。

序盤はよい。

荒廃した旧ソ連というか紛争地の混沌とした雰囲気はとても良かったです。
ネッド・デネヒー演じる仲間の一人が、内戦地で敵の機嫌を取りながら暗躍する
様はとても雰囲気が出ていました。

傭兵チームの装備というか編成も良かったですし、調査を装って潜入した彼らを
疑い始める敵とのやりとりも緊迫感がありました。

その後の流れは多少の動きは見せつつも、SFスリラーのような静かな流れ。
大きく凶暴なモンスターと追いかけっこや銃撃戦を繰り返すような話ではありません。
ただ、ロケーションや役者の雰囲気はなかなかのものでした。

クリーチャーのデザインは完全に「不気味の谷」を狙った造形で、生理的に
来る不気味さはありつつも、その存在感は非常に物静か。
それよりも人間同士の裏切りや争いなどの展開が主なのでどうしても退屈してしまう映画と言えます。
クライマックス以降の展開についても特に盛り上がりは見せません。

大体の映画のクリーチャーが殺戮者、または捕食者として人間たちと対峙する
のに対し、この映画のクリーチャーはこの段階では人間に大した興味を示していません。

ただ、自分の知恵や力を試したり、邪魔なものとして排除したりしているだけなのでしょう。

この物語の最後に起こりうるのは恐怖なのか、孤独で哀愁的な物語なのかはわかりませんが
最初から最後までしっかり「雰囲気だけ」の映画でした。

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