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洋画中心の映画感想サイト。 島根の田舎者が運営する酔いどれ映画レビューブログです。 ハリウッドのA級映画からB級映画まで幅広くレビュー☆ アクション映画、ゾンビ映画、モンスター映画、ミステリー映画、パニック映画、 コメディ映画、恋愛映画などなどなんでもござれ。

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ゾンビ大陸 アフリカン

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★★★☆☆

死者≪ゾンビ≫が歩き出してから数週間後のアフリカ大陸―。駐留アメリカ軍は撤退。
エンジニアであるブライアン・マーフィー中尉も最後の撤退機に乗っていた。
だが、その機内で乗客がゾンビ化。飛行機は、暗黒の地を離れること無く墜落してしまう。
同じ頃、ある村ではゾンビ・アウトブレイクが発生。村の出身者で西アフリカ軍の
兵士デンベレが不在の最中、家族が次々と死者のえじきとなるが、彼の息子は奇跡的に生き残る。
一方、墜落事故から唯一生存したブライアンは、母国・アメリカの愛する家族のもとへ帰ろうと
米軍基地を目指す。それには広大なサハラ砂漠を横断しなければならない。そんな中、
ブライアンは息子を捜すデンベレと偶然出会い、二人は協力してゾンビ大陸と化したアフリカ
からの脱出を試みる。

うーんすごくいいですね。
なんといってもロケーションの良さは素晴らしい。
眼前に広大に広がる荒野、砂漠、山岳地帯など、さまざまな場所で
サファリパークのように登場するゾンビたち。
たとえゾンビがいなくてもサバイバルが困難な土地での展開は常に
緊張感がありましたね。

ストーリーは非常に真面目で正統派。
よくあるB級映画的なノリだとかブラックジョークなどは一切ありません。

敵同士だった男二人がそれぞれの目的のために行動を共にし、絶望的な
環境の中で力を合わせることにより、信頼や情を持ち始めるという硬派な展開。

主人公二人の会話も非常に淡白で哀愁があります。
べらべらと身の上話をするわけでも、大げさに慰め合うでもなく、とても少ない
言葉の中で感情の表現を行なっていました。

会話以外にも、映像的な浮き沈みも少ないのでとても短調な映像なのですが、
ゾンビだらけのサバンナをいつ壊れてもおかしくないポンコツ車と、少ない重火器、
僅かな食料だけで移動し続けるというだけでかなり危機的状況ではあるので、
私としてはさほど退屈することはありませんでした。

淡白な映像の中で主人公二人の信頼感が上がっていく中、"きっとこの映画は悲劇的な
方向に行くのだろうな"という静かな悲しみが伝わってくるような気もします。

全く聞いたことのない俳優さんたちですが、かなりいい味を出していましたね。

さて、濃ゆいロードムービー的な楽しみ方ができる作品ですが、
ゾンビ映画としての表現もなかなかのものです。
表情のないノロノロ系ゾンビではありますが、その圧倒的な数や広大な行動範囲
にはさすがに恐怖を覚えます。
決してスプラッター表現も少なく無いですし、ゴアなシーンも数多く用意されています。
重火器で倒されるシーンだけでなく、ナタでメッタ斬りになるシーンや車で跳ね飛ばされる
シーンがあったりと、この辺の描写にもこだわりを感じます。


出会いや別れ、希望と絶望で紆余曲折しながらたどり着いたラストは…?

これがノリで作られたB級映画ならあのラストはちょっと頂けなかった
かもしれませんが、この映画としては許せるのではないでしょうか。
むしろこれしかないような気もします。

少年誌の打ち切り漫画があんな感じで突然終わったりしますよね。

さて、総評としてはとても良作ゾンビ映画だと思います。
しかし、ノリや緩急のあるゾンビ映画が好きな人が多いのも現実です。


と、すると割と静かで淡々とした映像の多い今作が苦手な人も多いことでしょう。
ゾンビ映画ファンにはおすすめしたい作品ですがどうか自己責任でぞうど。




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カミングアウト・オブ・ザデッド

comeout.jpg

★★★☆☆

各国の映画祭で話題を集めたゾンビホラーコメディ。シアトル郊外の平穏な町に
炭素菌ならぬ"ゾンビ菌"がばら撒かれた。菌に感染した住人が次々とゾンビ化する中、
友人を連れて帰郷した青年・トムは、自分がゲイであることを母に告白するが…。

うーん、意外と好きな人が多そうだけど個人的にはおまけで★三つと
いったところですね。ちょっと退屈させられてしまいます。
最近のリリースを見るとけっこうゾンビものが多いのでファンとしては
なかなかにワクワクする感じ。
そんな中ちょっと高い期待を持ちすぎてしまったのが退屈の原因かも。

今作に登場する主要キャラクターは、ゲイカップル、バイオテロの首謀者
と疑われるイラン系女性、クレイジーな神父、その他もろもろです。
この辺のキャラ設定が面白かったのですが、きちんと活かしきれていた
かというとそうでもないです。

序盤で登場するシーンに、主人公の一人トムが、ある晩の食卓で恋人と共に
母親に自分がゲイだとカミングアウトしようとする箇所があるのですが、
ここでは言葉の掛け合いも楽しませてくれますし、肝心の話のところで
母親がゾンビになってしまうところも笑わせてくれました。


しかしその後も、ゲイネタを下ネタ方向で笑わせようとするシーンが目立ちました。
まるでその手の趣味を馬鹿にするような掛け合いだとちょっと冷めてしまいます。
ただ、主人公カップルにはゆるぎない絆がある点は救いですね。

一方、恋人と一緒のところをゾンビに襲われ、逃げ込んだ先ではテロリスト
だと勘違いされ拷問を受けてしまうイラン系女性も、イマイチ笑えないです。

逃げ込んだ先の親父がもともとこの女性を良く思っていない上に、今回の
事件で頭のネジが外れちゃってるので無茶苦茶な疑いを掛けてきます。
この辺はややコント風味で、ウケを狙っちゃってるのが見え見え、
その後の展開も、あちらの国の社会風刺的なものへの皮肉がまじっていそうですね。

その頃、トムらゲイカップルは逃げ込んだ教会でゲイであることがばれ、
教会メンバーに強制的な"治療"を行われそうになります。
神父曰く"電流の力で同性愛思考を失わせる機械"が登場するのですが、
なんていうかとってもお粗末なコントを観ているようでした。
もっとこう・・・ひねっても良かったんじゃないかな、と。

同性愛ネタしかり、宗教ネタしかり、日本人には100%伝わらない内容だと思います。

肝心のゾンビさんは、うすのろタイプですがなかなかに食欲旺盛で、
なかなかゲロリンチョな感じです。

誰もが認める名作『ショーン・オブ・ザ・デッド』以来の傑作!なんてことが
ジャケットに記されたりしていますが、とてもそのレベルではありません。
全体のクオリティも、散りばめられたネタも薄味です。

ですが、割と良かったよという友人も多いので、ゾンビファンは一度試して
みるのも良いかもしれませんね。







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ドリル・マーダーズ 美少女猟奇殺人事件

無題

★★☆☆☆

音楽家ラーヴンのもとに、彼の娘ヨハナが頭蓋骨を損傷され、殺されたと
警察から連絡があった。しかし彼女は、今しがた帰宅していた。間違いの電話で
あったことを確かめる為、ラーヴンはヨハナの部屋へ行った。が、彼女は様子が
おかしくなっており、黒い液体を吐きながら、彼に襲いかかって来た・・・・。
一方、その頃街では、電気ドリルが使われた連続殺人事件が発生し、その数は30を
越えていた。この異常な状況に警察は手をこまねいていた。
そして病院に収容された死体全てが動き始めた!

ノルウェー発の変わり種ホラーです。
ジャケットだけ見てるとスラッシャー系のイメージを受けますが、実際のところ
独特な世界観のある不思議な映画でございました。

冒頭、電動ドリルを持った謎の覆面男に襲われ殺害される少女。あ、見た目は大人です。
現場では警察による捜査が始まり、彼女の父親ラーヴンへ報告が入る。
しかしラーヴンからは「何かの間違いでしょう」との言葉、それもそのはず、彼の
目の前には帰宅し、パソコンに向かう娘の姿が…。

真夜中、未だにパソコンの前に座る娘を心配したラーヴンは彼女に
話しかけるも、返事はなく何やら様子がおかしく、意志のない屍の
ような姿になり果てていた。
ドラクエ風に言うと「返事がない ただのしかばねのようだ」

その頃、街では今回の事件と同様な事例が数多く発生しており、その
神出鬼没な犯人の行動はヨーロッパ各地へ広がりつつあった。
変わり果てた娘と共同生活を送りながらも単独で犯人を追うラーヴン。
彼がたどり着く事件の真相とは・・・。

すごく静か~~な物語です。
★中途半端にネタバレしていきますのでご注意ください。★


娘の回復を信じながら教え子に家を任せ犯人を追うラーヴン。
メタボなおじさんながらなかなかのフットワークと勘の持ち主です。
ある日目撃したのは犯人による犯行現場、そこでは犯人と行動を共に
する謎の男が・・・。
スーツ姿のやせ細った男は被害者に謎の液体を注入していきます。
これで生ける屍の出来上がりというわけ。


話の流れ上、“海底から湧きでた謎の物質”としか分からないこの物質は
人を屍のように変えてしまいます。どうやら複数存在する犯人一味もこの
液体を与えられ、スーツ姿の男に操られている様子・・・。

ラーヴンは一味の拠点へたどり着くも犯人に襲われてしまう。
そこへ助けに現れる刑事!グッジョブ!と思いきや油断してやられます。

その後何とか街へ戻るラーヴンは恐ろしい光景を目にすることに。
なんと街は例の一味に侵食されており、多数の人間が襲われゾンビ化
していたのです。わー大変。

そして家に帰ったラーヴンは変わり果てた娘と教え子の姿を見て絶望するのでした。

しまった、全部書いてもうた。

いやー感想に困る作品です。ゆるしてたもれ。

まぁ、なんでしょうか、その、面白くはないです。
が、たまには雰囲気重視の不条理ホラーでも味わおうか・・・という
酔狂なB級映画ユーザー様には良いかもしれません。

わぁ感想も投げっぱなしだぁ。








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感染創世記:DEAD GENESIS

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★★☆☆☆

ゾンビが支配する世界となって7ヶ月。もはや世界は世紀末状態であった。
軍隊の他に生き残った市民たちも、対ゾンビ自己防衛集団を立ち上げはじめる。
しかし、メディアはそれら集団を「War on Dead(殺しの集団)」と定義づけ、批判の
対象とする。生存者の一人、ドキュメンタリー映像作家のジュリアンは、
そんな「War on Dead」の戦いを正当化するためのプロパガンダ映像を撮影しようと、
北米で最も悪名高き自己防衛集団「the deadheads」に密着し、仲間となって彼らの
日常をフィルムに収めていく。ゾンビとの戦いや共同生活の中で見つける真実とは…?

退屈だが雰囲気のあるゾンビ映画。

はいはい、ゾンビ映画のお出ましです。
先月終盤のリリース作品なのでちょっと遅めの観賞となってしまいましたね。
それもこれもすべてジャケットのせいです。オモテ面はまだしもウラ面が
怪しいんですもの。デジカメ画質を彷彿とさせる感じでイヤだったんですよね。
しかし、実際は画質はしっかりしてるし撮影陣もしっかりお仕事してる感じでした。

このころ『おっぱいゾンビ』って作品も出てるんですが…こちらも怪しくて未観賞です。


ゾンビが蔓延し、崩壊、混乱した後の世界。
しかし各ライフラインは復旧を始め、TV放送も始まっています。
資源もそれなりに行き届いている様子ですしそのうえ軍隊も機能中。
と、こうなるともはや走りもしないゾンビなんか敵じゃなくね?となるのですが
その辺は無視してご覧いただく必要があります。

主人公となるのはドキュメンタリー映像作家のジュリアン。
若くて可愛らしい金髪ヒロインです。ですが表情はやや暗めで現在の
この世界での生き方を自分なりに考えている最中といったところ。

彼女が番組制作のために出会うのが"デッドヘッド"と呼ばれる民間の
対ゾンビ集団。統率力と人徳のあるリーダーの他、個性的なメンバーが
揃っています。

この後は基本的にとても平坦な映像が続きます。
時折遭遇するゾンビとの戦いはありますが、どちらかというと仲間同士
の揉め事の時のほうが大きく描かれます。
また移動しながら活動する彼らですが、森の中というロケーションに
ほとんど変わりがなく、見た目の面白さがなかったのが残念。


彼らは人員も武器も揃っているのですっトロイゾンビなど相手にならず、
半ば楽しみながら瞬殺していきます。ついでにゾンビから金品もいただく始末。

ジュリアンが仲間数名と共に訪れた酒場では、周辺人物の倫理観の崩壊や
メンバーが抱えていた狂気と本格的に触れることになります。
ただ、映像的にはやはりさほどの盛り上がりはありません。

ラストはなかなか重たい雰囲気で終わらせてくれます。
ヒロインの精神がすり減った感じの表情もいいですね。

序盤と終盤に、ジュリアンの移動のお供として登場するスキンヘッドと
サングラスの男がなかなか味があります。
なんて言うか大したキャラクターでは無いんですが"へいへいお嬢ちゃん、
この世界はやっぱり狂ってやがっただろ?皆同じなんだよ。"みたいな
メッセージを感じた気がしました。


さて、雰囲気勝負のゾンビ映画なのでやや中級者向けの作品です。
ゾンビメイクやゾンビ描写はいい感じですがスピード感あふれる派手な
ゾンビ映画が好きな方にはやや不向きかもしれませんね。








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ゾンビ・クロニクル

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★★☆☆☆

世界が謎のウィルスに感染して4カ月。イギリスでは生き残った陸軍部隊が、
ゾンビとの絶望的な戦闘を続けていた。その様子を憑かれたようにビデオに
撮り続ける、従軍カメラマンのジョーンズ。だがある夜、ゾンビの大群に
襲撃され基地は壊滅。何とか脱出したジョーンズたちは、安全と言われる
オランダを目指して東海岸に向かう。だが彼らの敵は、ゾンビだけではなかった。
狂気に侵された人間達との明日なき戦い。そしてさらなる絶望が、待ち受ける…。

疲れるB級POVです。

エスケイプ・フロム・リビングデッド』の続編となる今作ですが、前作自体
知る人ぞ知る作品ですし、別に観ていなくても問題はありません。
また、全体的にPOVでの撮影をベースとしておりますので、この手の画面ブレや
ピント合わせの不備が好みでない方には少々きつい作品です。

さて、肝心のストーリーですが、すでに英国内にゾンビのウィルスが蔓延した
世界設定のなか、とある軍事基地で避難生活中の軍人と民間人からなる生存者の
集団を、ゾンビの群れが襲撃するところから始まります。

こう書くとなんだか派手ですが、非常に質素で地味な映像が流れています。
装備品や基地そのものはまぁまぁなんですがいかんせん映像と乾いた音声
から迫力や緊迫感が伝わりません。
大体アレだけの設備と装備品がありながら"走らないタイプ"のゾンビに
敗北し続けるというのはあまりに無能すぎます。


基地から脱出したメインの一行は、二日後に出航するというオランダ行きの
避難船を目指し、イギリス東海岸を目指して行進します。
この道中、ゾンビの群れや盗賊との遭遇があったりするのですが

映像がとても平坦で眠たくなります。

物語自体に山場が少なく、ここぞという盛り上がりが無いため、ずっと
同じ映像を観ているような感覚に陥ってしまいます。
ぐだぐだとおしゃべりをするのは良いんですが、あまり会話の中身が無い
シーンが多いのが残念でしたね。

また、主人公一行などはきちんと訓練を受けた英国陸軍とは思えない戦闘力を
発揮していきますので、なかなかにイライラとさせられます。
"悪い手本"のような行動も目立ち、わざと窮地に身を投げているような感じ。

主人公ら一行とは別にスポットが当たるのが盗賊の連中です。
狂気に飲み込まれたの彼らは非常に残忍。そんな彼らにも遅れをとる軍人達。
本当もっとがんばろうよ、マジで。

その後なんやかんやでラストを迎える頃にはかなり疲れてしまうのでは
無いでしょうか。

大体予想通りの結末なのですが、なかなかに雰囲気の伝わる映像ではありました。
でもこの辺でPOV手法を諦めるなら最初から使わないほうが…。




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ゾンビ処刑人

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(2012/01/06)
デヴィッド・アンダース、クリス・ワイルド 他

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★★★★☆

イラクに出兵中の親友バートが無言の帰還を遂げ、落ち込むジョーイ。
寂しく友人を懐かしむその夜、ジョーイの部屋に訪問者が。ドアを開くと、
そこにいたのはなんとゾンビ化したバートだった!困惑しながらもとりえず
彼を居候させることにするが早速問題発生。ゾンビ化したバートは、人間の
血液を飲まないと餓死してしまうらしい。困った彼らは背に腹は変えられぬと
ばかりに病院から輸血パックを強奪し九死に一生(?)を得るが運悪く強盗に
襲われてしまう…。しかし銃弾も効かないバートは強盗を撃退し血液も拝借。
かくしてここに『悪人を成敗するついでに血も貰っちゃう“夜回りゾンビ”』
として怒涛の活躍を始める。

良作ゾンビ映画だよ!

イラクに派兵中ブービートラップに掛かり命を落としたバートが、
母国アメリカでの葬儀も粛々と行われた夜、突然息を吹き返した。
混乱しながらも親友ジョーイの部屋を訪ねて事情を話し居候させてもらうが、
そのうち普通の食べ物ではなく"血液"が必要なことが判明する。
血液センターに強盗に入り、一悶着ありつつもなんとか"食料"をゲットした
彼らのテンションは最高潮に。

しかし、程なくして強盗の襲撃を受けてしまう彼らだが、すでに生ける死者
となっているバートに怖いものはなく、強盗を返り討ちにした上に新鮮な
血液まで頂戴してしまう。
コレに味を締め、本格的に悪党退治に乗り出す二人だが、ある夜強盗の反撃で
致命傷を負ったジョーイを救うため、彼を自分と同じゾンビ化させるバート。

かくして"最恐の処刑人"としてロサンゼルスの夜を暗躍する彼らに待ち受ける
結末は喜劇か、それとも悲劇か…。

ライトな作りかとおもいきや、長めの尺で作られた濃厚な作品でした。
ゾンビを処刑していく諸作品とは一線をかくし、"ゾンビが悪党を処刑していく"
映画となっています。

コメディ要素も強いですが、同じく"ゾンビと人の共生"を描いた『ゾンビーノ』とは
全く別の毒の強いダークな笑いが散りばめられていました。
主に主役であるジョーイとバートの掛け合いがスパイシーな笑いを生んでいます。
特にラスト周辺で登場するジョーイとバートの会話シーンはある意味必見です。

楽天的で馬鹿丸出しのジョーイと次第に自らの境遇に苦悩するようになる
バートの対照的なキャラ設定も最期まで活かされいましたし、
バートの生前の恋人ジャネットとの絡みや、皆の共通の友人であり
"死者は死者であるべき"と考えるマチルダとのやり取りなども中々でした。
笑いだけではないドラマがあるので物語に抑揚がついていた印象です。

細かな環境の中で物語を完結させるのではなく、割りと大きく周囲を
巻き込んだ騒動シーンもあり、チープさを隠す要因にもなっているかと思います。

ラストの壮大さには驚きましたがありっちゃぁありの締めではないでしょうか。

ゾンビファンは一応必見とさせて頂きます。
『これってゾンビって言っていいの?』という声も上がるかもしれませんが…。
あっはっはっ、こまかいこたぁいいんだよ。




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ゾンビ2009

ゾンビ2009 [DVD]ゾンビ2009 [DVD]
(2008/12/19)
イヴェット・イゾン、アルヴィン・アンソン 他

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★☆☆☆☆

逃げ場のない孤島に取り残されたソルジャー部隊と巨大企業関係者。
新薬開発のために連れてきたゾンビの大群に、一人、またひとりと食い
ちぎられ犠牲になっていく。さらに、人間のカラダを使い子孫を残す行動は、
まさに『エイリアン』を彷彿とさせ、巨大企業のエゴで“ゾンビ”を実験台に
使う様は、まさに『バタリアン』を彷彿とさせる!

奇才、ブルーノ・マッティの遺作となった本作。
これまたゾンビ映画ファンからお勧めいただいたありがたい作品にございます。

いやぁ本当にありがとうございます。
ここで御礼に一言。

jojo.jpg

はい、あらすじです。
主人公シャロンは。自らが任務遂行中の船が謎の島に漂着し、そこで
大量のゾンビの襲撃を受け乗組員は全滅。しかし、彼女の報告は雇い主の
タイラー社は夢物語だと信用しようとしない。その後も悪夢にうなされる
シャロンのもとに、突然タイラー社から島の再調査の依頼が舞い込む。
悩みながらも、自らの未来の為に意を決して作戦に参加し、特殊部隊の
一行と共に島に到着するがそこで更なる恐怖を目撃することになる。

モロ『エイリアン2』です。シガニーもびっくり。

ストーリーもさることながら映像もデジカメ的インスタント映像が痛い。
ヒロインがアジア顔とあって、まるでどこかの国の歴史ドラマのような
質感でゾンビやクリーチャーさんが登場するものだから始末が悪い。

小道具もどこかの映画で見たことあるようなデザインが目立ちます。
その状態でなんとか映像をかっこつけようとしているのが逆効果で、
とんでもなくチープな作品として完成してしまいました。

それはもう各所グッダグダにもたつきますし気持ちのいいぐらい設定に
一貫性がない。はははは、もうわろとけわろとけー。


クライマックスにもエイリアンなのかサイバイマンなのかわからない
クリーチャーとの最終決戦が待っておりますがここのボスがなんとも弱すぎ。
これならヤムチャでも何とかしてくれるでしょうね。
もしかしたら電子レンジでチンするだけでも倒せるかもしれません。

いや~。久々に(ある意味)見応えのあるゾンビ映画でした。
お勧めいただいた貴方に再度一言。

レイさん

では、また次回よろしくお願いいたします。









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SVZ ストリッパーvs.ゾンビ

SVZ ストリッパーvs.ゾンビ [DVD]SVZ ストリッパーvs.ゾンビ [DVD]
(2008/09/26)
クリス・ロッツ

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★★★☆☆

癌の特効薬の実験中、偶然生み出された薬品がドラックと勘違いしたある男に
持ち出され、それを服用した売春婦の身体に異変が起こり、ゾンビ化してしまう。
その場に居合わせたストリッパーや売春婦、ポン引きらは、命からがらストリップ
クラブの建物へと逃げこむ。
尚も犠牲者を出し増え続けるゾンビから逃れることは出来るのか。

この作品もオススメとしてご紹介頂いた一本です。
ゾンビ映画なのでもちろん目にはついていたのですが、やっぱりハズレを
引くのって恐いじゃないですか。ショックじゃないですか。
それを楽しむ時もあるんですが余りにもハズレの香りが漂うパッケージは
敬遠してしまうんです。これではゾンビ映画愛好家を語れません。

ですが進められれば観ますよ。据え膳食わぬは男の恥。違うか。
ということでドキをムネムネさせながら再生ポチコ。

あらやだ良作。

評判の良い本家『ソンビ・ストリッパーズ』の威をかる駄作かと思いきや、
普通に楽しめるなかなか見やすい作品でございました。

ただ、ストリップ小屋という舞台とストリッパーという設定をしつこく生かした
本家とは一線を画す、非常にライトなゾンビ映画に仕上がっています。

どうやら今作に出演しているのは日本でいうセクシーアイドルやグラビアアイドル
達らしいです。その割にお色気もそこまで多くは無かったですね。

確かに、底意地の悪いポン引きの存在や、売春婦とストリッパーたちの確執など、
なんだか面白い設定はあったのですが、特に活かされることなくまったりと物語が
展開していきます。
この辺、一応登場人物のキャラ付けがされているところは良いですね、人数が多い
割にムダなキャラクターがいないので親切設計です。

そして、ゾンビに抵抗するシーンはそれなりのものです。
刃物や銃器、チェーンソーなどを駆使したバトルシーンは結構頑張っています。
この辺の描写に必要なのはリアルさではなく『派手さ』や『頑張った感』だと
私は思っています。例えば、ぶっ飛んだ首がリアルかどうかではなく、その
ぶっ飛ばし方が重要なんですよと。


『だから何?』と言われれば『あ、いや、サーセンフヒヒww』と言うしかないけど。

まぁとにかくこの作品はそのパッケージから見て取れるイメージよりは
遥かに頑張っていますし楽しめる映画だと思います。
極限環境で生まれた愛情が無慈悲に刈り取られるところや、主人公クラスの
キャラクターに与えられた悲しい役割など、哀愁もある作品です。

もっと笑いやおふざけに走っても良いと思ったけどこれはこれであり。
ファンには『ソンビ・ストリッパーズ』と併せてお勧め致します。

エンドロールの途中に小ネタが用意されているので忘れずにどぞ。






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スローター 死霊の生贄

スローター 死霊の生贄 [DVD]スローター 死霊の生贄 [DVD]
(2007/08/17)
ジェシカ・エリス、ザック・キルバーグ 他

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★★★☆☆

生血を欲する悪霊が学生たちを襲う悪魔&ゾンビホラー。

今作は貴重な読者さまからお勧め頂いたありがたい作品です。
なんでグロ系のお勧め率が高いのかは置いといてと。
ワクワクしながら再生ポチコ。

冒頭、謎の女性たちが夜な夜な林の空き地に集まり黒魔術を行なっている模様。
皆さんおっぱいポロリどころかボロンと全裸になりながら自らを生贄に捧げていく。
この辺りの映像と演出のなんともレトロ、というかチープなこと…。

あれ、騙されたのかな。

暗転後時代は進み舞台はある住宅へ。
この住宅に最近越してきた奥様は住み慣れない屋敷の不気味さに頭を
悩ませ、娘とともに出張先の夫の帰りを心待ちにしています。
しかし、次々と怪奇現象が現れる中、大きな悲劇が彼女らを襲います。

そして画面は再び暗転。舞台は現代へ。
とある若者たちが、不動産会社に買い取られた例の屋敷の清掃アルバイト
のため、いけ好かない不動産会社の社長と秘書とともにこの地を訪れます。

この若者たちこそ本作の中心メンバーなのですが、リーダー的存在とその彼女、
リーダーの義理の弟でちょっとオタクな青年、エロいお姉さん、筋肉バカ、
そしてただのバカという設定。

カッコつけで女好き、そして金銭への執着が激しいというよくあるタイプの
不動産会社社長とその秘書に見張られながら清掃活動を開始する彼らですが
案の定さまざまな怪奇現象に襲われます。

その折、屋敷の地下から"魔術書"のようなものが発見され驚愕する一同。
何かのいたずらと揶揄される中、オタク青年だけが熱心に勉強し、この土地に
隠された闇の歴史に触れていくことに。そしてある真実にたどりつきます。

『おSEXとか絶対したらあかんで』

なんでそうなるのかは分かりませんがとりあえずは100年前に未遂に終わった
悪魔の復活儀式(冒頭のおっぱい)の続きとなるような行為はしてはいけないとのこと。
話の内容以上に深刻な表情の彼らですが、別の部屋ではエロ姉ちゃんと筋肉バカによる
ハッスルタイムが始まっておりました。かくして、黒魔術の悪魔が眠りから目覚めます。

その後は、再びいけにえを集めようとする悪魔によって屋敷に閉じ込められ、
次々と犠牲になっていく若者と不動産会社の一向。やっと盛り上がってまいりました。

そしてここにきて、これまでところどころコメディ要素が含みつつも緊張感を
維持していた本作が、一変してただのコント映画へと変わっていきます。


たぶん吹き替えの方が楽しめると思います。なぜか京都弁のエロ姉ちゃんや、
なぜか博多弁のラリパッパなおにいちゃんなどを初め、彼らの掛け合い漫才も
吹き替えで聴いたほうが笑いが伝わりやすいかと。

誰もが知っている日本の歌を歌いだすところは明らかにやりすぎですが。

映像もまぁまぁでスプラッタ表現もなかなかです。
低予算によるストップモーションやその他の映像表現も、逆にレトロで
雰囲気があるような気がしました。
しわしわオババな悪魔さんがいけにえによって美人化していくのは良いですね。

笑いに関しては計算なのか投げやりなのか、最終的にはまじめな人間は
一人もいなくなり、皆さんふざけまくってます。
そんな流れで迎えるクライマックス周辺はちょっとごたついたおかげで
あまり意味深にならなかったのが残念です。

結果:個人的には好きな作品です。(吹き替えも)
おそらく中級者向けのなのでB級作品初心者は他作品をどうぞ。

では、今後もオススメ作品をお待ちしております。
サヨナラッ、サヨナラッ、サヨナラッ。




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共喰山

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(2011/11/09)
ゾー・タックウェル=スミス、クリュー・ボイラン 他

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★★★★☆

古代壁画に興味を持つアーニャは、友人5人を誘いとある洞窟を目指す。
気楽なキャンプ旅行のつもりで出かけた彼らだったが、思いのほか美しい
自然に圧倒される。各者明日からの生活に備える中、グループのひとりが、
蛭に襲われて容態を悪化させ、無数の牙を持つ人食い悪鬼に変身する。

リクエストにより観賞です!!面白かった!

オーストラリア産のイケテルパニック映画です。
ゾンビ映画ファンにも好みかと思うのでこのカテゴリにえいっ。

山奥に出かける若者グループ。こっちでイチャイチャあっちでチョメチョメ、
陽気な奴にちょっと根暗なヒロインと、早く言えばコレ以上にないくらいよくある
シチュエーションで物語が始まります。
あとは変人に襲われるかモンスターに食われるかでしょって。

さて、起点となるのはメンバーの中でもウザキャラな女の子メル。彼氏でさえ彼女の軽い
ノリやキツメの冗談についていけないことも。そんな彼氏を他所に近くの"泉"で泳ぎだすメル。
すると身体に無数のヒルがべったりの地獄絵図。メルにヒルでヘル。これは嫌だ。

その後高熱と共に錯乱に襲われ、歯までポロポロと抜け出す始末。
この辺も描き方が上手くてこっちも口のなかが気持ち悪くなりそう。
そして、最終的に鋭い牙で一杯のアスリートモンスターへと変貌します。

カンガルーも喰う!

もう完全に錯乱し、驚異的な身体能力で仲間メンバーを襲いだす彼女、ここでは
火に追い込まれ山中へと姿を消してしまいますがついに仲間に犠牲者が…。
リーダ的な存在のデイスは混乱しながらもメルの"殺害"を覚悟しだすが
彼もメルから逃れる途中、"泉"に浸かってしまったことでモンスター化してしまう。

この辺りの描写はなかなか良いです。演者もハイレベル。
特にメルの彼氏チャドのヘタレ&グズっぷりには最強にイライラさせられます。
また、デイスと良い仲になっていたはずの比較的内気な女性クリスが彼が感染したと
分かったとたん『コ・ロ・セ!コ・ロ・セ!さっさとコーローセ!しばくぞっ!』
状態になったのが辺にリアルで嫌でした。

後半は遊びすぎ。

罪のない若者、そしてカンガルーさえ犠牲にっていく中、物語はクライマックスへ
向かって行きます。時には完全に『志村コント』を彷彿とさせるシーンもあるのですが、
アクロバットな動きと野生的な演技が光るメルさんのお陰もあって退屈しません。

ただ、ちょっとキャーキャー騒ぎすぎなシーンもあるのでイライラに注意です。

色んな挿入シーンにより、"別の脅威"の存在をイメージさせてきますが、こいつが
なかなかのビジュアルと能力でこれまでの流れを完全無視に近い印象を与えます。

しかもコヤツ、エロい。その手のマニアに受けそうですがちょっとやりすぎです。
別の映画と混ざってしまったような感じに襲われます。

また、ある伏線の回収がハードで観ていて痛々しい。奥さん一緒に観なくて良かった。

とりあえずこれは良作の部類です。
大体の方が自分を各登場人物と比べ、彼らのやや迂闊な行動や作戦にイライラする
こともあるでしょうが、これこそパニック・ホラーの醍醐味だべ。
さぁ、酒でもやりながら気楽に楽しんで下さいまし!






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